ワインの飲み方

ワインはグラスの持ち方とマナーを知れば、素敵な女性を演出できる?!

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ワイングラスの持ち方、あなたは気にしたことありますか?

たかがワイングラスの持ち方くらい、とバカにできないんですよね。

ワインに詳しい人に言わせると、あなたのワイングラスの持ち方は、目がいくポイントの一つらしいですよ。

ワイングラスの持ち方、そして所作に気をつけるだけでも、あなたが場をわきまえた知的でエレガントな女性を演出できるみたいです。

そこで今回は、あなたが素敵な女性を演出できるワイングラスの持ち方と、合わせて覚えておきたいワインのマナーについて紹介していきます。

素敵な女性に魅せるワイングラスの持ち方とは?

ワインは堅苦しく考えず楽しく飲むのが一番ですが、仕事のパーティーや高級レストランに行った時など、

あなたをエレガントに魅せる演出が、必要になるシチュエーションがあるかもしれません。

ワイングラスの持ち方に気をつけることは、あなたがそういう場でのマナーや立ち居振る舞いをわきまえているか、相手から見られるとともに、

あなたの印象を決定つけることの一つにもなります。

ではエレガントな女性を演出するワイングラスの持ち方って何でしょうか?

以下で詳しく見ていきましょう。

基本のワイングラスの持ち方

ワイングラスは、「ステム」と呼ばれるワインの脚の部分を持つと、エレガントに見えます。

この部分を、親指から薬指の4本で優雅に持つのが、基本でもありオススメです。

それぞれの席が用意されていて、あなたが座った状態で落ち着いてワインが飲める場合は、この持ち方がいいでしょう。

ウイスキーを嗜む方がやりがちですが、

グラスの本体部分の「ボウル」を持つのは、ワインに手の温度が伝わり、風味や香りが変化するので、できれば避けた方がいいです。

ちなみに、ワイングラスの部分の名称について気になる方は、以下の記事で詳しく紹介してますので、参考にしてみて下さい。

ワイングラスの形や大きさには意味がある?名称と役割を徹底紹介

ただエレガントに見えるワイングラスの持ち方は、ステムの部分を持つことですが、

シチュエーションによっては、ワインのステムを持つことに拘らない方がいい場合があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

立食パーティーでは、安全な持ち方を考える

先ほどは、あなたが座って落ち着いてワインが飲めるシチュエーションでしたが、パーティーの場合などは、状況が変わってきます。

基本は立食が多く、あなたも立って話を聞きながら、あるいは歩いたりしながら、ワイングラスを持つことになるからです。

立食の場合は、安定性を重視してグラスのボウル(本体の部分)部分をそっとつかむように持つ方がいいとされています。

実は、海外など国際交流が多い場では、安全だからという理由でボウルを持つのがマナー、という意見が多いようです。

グラスのステム(脚の部分)部分を持つとグラスが不安定になり、人にちょっと当たってしまった場合など、服を汚す可能性もあるみたいです。

エレガントに魅せようとして、場の雰囲気を壊してしまっては本末転倒ですからね。

つまりTPOを考えて、ワイングラスの持ち方もそれに合わせた方がいいみたいです。

場合によっては、相手の持ち方に合わせる

また他にも、基本の持ち方であるグラスのステム(脚の部分)を持たない方がいい場合があります。

例えば、ワインの場に慣れていない男性がと素敵なレストランに行った時、

男性がグラスのボウル(本体の部分)を鷲掴みにしていたとしたら、あなたならどうしますか?

そんな時は「せっかく素敵なレストランなのに、変な持ち方しないで!」なんて言わないであげてくださいね。

状況を見て男性の面子を立ててあげることこそが、素敵な女性と言えるかもしれませんよ。

そんな時は、相手のワイングラスの持ち方に合わせてみては、どうでしょうか?

今回の場合は、あなたもワイングラスのボウルを鷲掴みにしてしまうということです。

あなたもボウルを持っていれば、男性だけが「マナーを知らないの?」と見られることはなくなります。

周りの人たちからは「あの二人はボウルを持って飲むのが好きなのだな」という世界観に変えることができます。

こういったちょっとした心遣いは、仕事上でお客様を相手にする時など、特に注意が必要になる時があります。

ワイングラスの持ち方一つとっても、基本にこだわり過ぎず、周りに合わせた方がいい時だってあるみたいですね。

少し話が逸れますが、マナーとは「礼儀作法」のことで、礼儀作法とは相手を思いやる心を形式・様式化したものと定義されています。

形式なので、その人それぞれの常識・地域・文化などによって、様々に変化することがあります。

ちなみに、あなたが素敵な女性を演出する目的は何でしょうか?

もしそれが相手といい関係を築くことなら、多くの人々が求める「常識」を相手に押し付けることが、いいマナーとはいえない時もあります。

大切なのは「相手を思いやる心」であって、「形式・様式」を押し付けることではありませんからね。

さてここまで、ワイングラスの持ち方について紹介してきました。

次にもう少し話を広げて、あなたを素敵な女性に魅せるために、覚えておきたいワインのマナーについても見ていきましょう。

素敵な女性に魅せるワインのマナーとは?

先ほど、マナーとは形式・様式を押し付けることではない、とはお話ししましたが、

かといってマナーを完全に無視していい、ということにはなりませんね。

基本的なワインのマナーは、あなたを素敵でエレガントな女性に魅せるために、覚えておいた方がいいでしょう。

そのためには、これはやらない方がいい、という所作を頭に入れた方がいいと思うので、以下に紹介いたします。

この所作はやらない方がいい?!

以下は主にレストランなど、あなたが座った状態で落ち着いてワインを飲む場合になりますが、

ワインの場でやらない方がいい所作を見ていきましょう。

合わせて、エレガントなあなたを演出するために、どのような所作をすればいいかも紹介します。

乾杯の時、グラスの音を鳴らす

みんなでビールを飲む時、「乾杯!」とジョッキを合わせて、音をカチーンと鳴らしてから飲むのは、これから飲むぞという雰囲気が出ていいのですが、

ワインを飲む場合、乾杯の時はグラスの音を鳴らさないで下さいね。

ワイングラスは高級なものほど、ガラスが薄く繊細なので、ちょっとの衝撃でも割れたりヒビが入ってしまうからです。

ワインで乾杯するときは、相手の目を見ながら、あなたの目の高さまでグラスを持ち上げる仕草が、一番スマートです。

エレガントな乾杯は、あなたをより素敵に見せてくれますよ。

どうしてもグラスを合わせる必要がある場合は、グラスを近づける程度にしておいて、できればグラス同士は合わせない方が、事故が起きません。

グラスをクルクルと回す

ワインに詳しい人が、ワインの入ったワイングラスをクルクル回す仕草を見たことはありますか?

あれは「スワリング」と言って、グラス内のワインを空気に触れさせることで香りを開かせる方法なのですが、

中には回せば回すほどワインが美味しくなる、と勘違いされている方もいるようです。

相手がいるワインの場では、この仕草はあまり行わない方がいいですね。

無駄にグラスをクルクル回す仕草は、周りの人には気になったり、話をきちんと聞いていないと思われてしまいますからね。

必要以上にグラスを動かすと、うっかり倒してワインをこぼしてしまうこともあります。

ワイングラスは、口につける時以外はできるだけ動かさないほうが、安全な上にエレガントな所作に見えます。

レストランで女性がワインを注ぐ

ビールや日本酒の席に慣れている女性は、レストランで相手のワイングラスが減ったり空になっていると、ワインを注ぎたくなるかもしませんが、

レストランではご法度なのは知っていました?

ワインのマナーでは、ワインは男性が注ぐものとされています。

ソムリエのいるレストランではソムリエが、ソムリエがいない場合はお店の人に頼むか、グループ内の男性がホスト役として男性が注ぐのがマナーです。

家飲みの場合は気にしなくていいのですが、レストランですと周りの方に「マナーが守れない人たち」と思われてしまうので、気をつけた方がいいです。

グラスを持ち上げて、ワインを注いでもらう

これもやりがちだと思いますが、ワインを注いでもらう時にグラスを持ち上げるのは、避けた方がいいです。

ワインを注いでもらう時は、グラスはテーブルに置いたままにしましょう。

なぜかというと、ワインを注いでいるときに少しでもグラスが動いてしまうと、ワインがこぼれてテーブルや服が汚れてしまう危険があるからです。

一度試してみると分かりますが、持ち上げてもらったグラスにワインを注ぐのは、ワインをこぼしてしまいそうでけっこう怖いです。

グラスはテーブルに置いたままにして、手はプレート(グラスの底の部分)を軽く押さえる程度に添えれば、グラスも安定してきれいな所作に見えます。

手でフタをして、ワインを注がれるのを拒否する

これ以上ワインがいらないのに、レストランでソムリエやホストがワインを注ごうとする時もありますね。

その場合、いらないという意思表示は、どのようにすればいいかご存じでしょうか?

グラスにフタをするように手で覆ったり、大げさに手を振るのは、あまりエレガントな女性の仕草とは言えませんね。

いらない時は、グラスのリム(グラスの縁の部分)に軽く触れて目で合図するのが、エレガントな所作に見えますよ。

高級レストランでワインを持ち帰る

飲み残した美味しいワインのボトルは、お金を払うのですから、家に持ち帰ってゆっくりと飲みたい気持ちはよく分かります。

ただ星つきのような高級レストランの場合は、避けた方がいい所作になります。

単純に高級レストランでのお客さまの振る舞いとして、みっともないと思われてしまうからですね。

ちなみに高級レストランの場合は、ボトルに残したワインは「お店の方で飲んでください」という意思表示にもなります。

お店の若いスタッフは、なかなかいいワインを飲むお金も機会もないので、このワインがいい勉強になるって聞いたことがあります。

逆に、カジュアルなレストランなどでは、残したワインのボトルは持って帰れることが多いので、お店の人に相談してみてください。

グラスについた口紅を指で拭う

ワインを飲んだ後、グラスに口紅がついてしまうこともあるかもしれません。

これを指で拭うのは、やめておいた方がいいです。

単純にエレガントな所作でないこともありますが、

欧米では、ワイングラスの口紅を指で拭うことは「今夜この後の予定はありません」の合図の場合もあるからです。

また、口紅の油分が混ざるとワインの味が悪くなるので、グラスに口紅がつかないようにしてからワインに口をつける方がいいですね。

着席前に化粧室で口紅を押さえておいたり、乾杯前にナプキンで軽く押さえるなど、事前に準備しておきましょう。

まとめ

今回は、あなたをエレガントで素敵な女性に魅せる、ワイングラスの持ち方とワインのマナーについて紹介しました。

ワイングラスの持ち方としては、

基本はワイングラスのステム(脚の部分)を持つ、

立食パーティーの場合は、安定性を重視してグラスのボウル(本体の部分)をそっとつかむ、

場合によっては、相手のグラスの持ち方に合わせることも重要。

ワインのマナーについても順番に見ていきました。

ワイングラスの持ち方、そして所作でも、大事な場では色々と気を使うことがありそうですが、

あなたがそこで素敵な女性を演出して、相手といい関係を築くことができるといいですね。

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

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