ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」
あなたはワインをソーダで割ったことはありますか?
ワインの生産が盛んな国では、普通に楽しまれている飲み方です。
自分好みのシュワシュワカクテルを作っちゃいましょう。
アルコール分も薄まりますので、ゆっくりワインを楽しめますよ。
暑い夏の昼飲みにはぴったりです。
今回は、ワインをソーダで割って飲むお話です。
あなたのワインライフにさらに広がるお手伝いができると幸いです。
ワインをソーダで割って美味しく飲む方法
ワインをソーダで割って飲むのは、ヨーロッパでも、アメリカでも、オーストラリアでも一般的なことです。
レストランでは食前酒用に用意されていますし、店舗では割ったものも販売されています。
特に暑い夏には好んで飲まれています。
ヨーロッパでは炭酸入りのミネラルウオーターがポピュラーなので、この記事では炭酸水と炭酸入りのミネラルウオーターを両方ソーダとして考えました。
温度管理されたワインセラーからソムリエが出してきたワインを、テーブルで勝手に割るのはどうかと思いますが、割ったものをオーダーすることは問題ないです。
ソーダで割ったカクテルが出てくることもありますし、ワインとソーダが別々に出てきて自分でワインのソーダ割りを作ることもあります。
家で、テーブルワインをソーダで割って飲むことは、新しい味の発見になりますよ。
ワインとソーダの割合は?
ワインをソーダで割って飲むときの一番美味しい比率や温度についてお話します。
ワインのソーダ割りの理想的な比率は、ワイン6に対してソーダ4がおすすめですね。
この比率であれば、ワインのフルーティーな香りとソーダの爽快感をバランスよく味わうことができますよ。
ワインをソーダで割って飲むときに炭酸の比率が多すぎると、ワインが薄くなってしまい美味しくないですし、ワインが多すぎてもソーダで割る意味がなくなってしまいます。
美味しく飲める温度は?
ワインをソーダで割って飲むときの適温は7~8℃です。
ワインもソーダも5℃ぐらいまで冷やしておくと、飲むときにはちょうど7℃くらいになり、美味しい状態で長時間楽しめます。
ワインベースのカクテルのレシピで氷を使うものもありますが、一般論としては氷が溶けるとワインの味が薄まってしまうので、入れない方が美味しいです。
ソーダ割りに合うワインは?
ワインをソーダで割るのは、アルコールを薄めることと、炭酸で爽快感を増すことが目的です。
炭酸飲料で割る場合のように甘味や香料による変化は期待していません。
炭酸飲料とは、ソーダに甘味、香料、栄養素などを添加したもので、サイダーやコーラ、炭酸入りの栄養ドリンクがこれに当たります。
辛口の白ワインを使うのが一般的ですが、そもそもがアレンジメニューですので、赤ワインでもロゼワインでも、ソーダに合わないという事は有りません。
甘口でも辛口でも、お好みのワインをお試しください。
ただ、長期熟成で複雑に仕上がった味を楽しむようなレベルのワインでするには、ちょっともったいないかもしれませんね。
ワインのソーダ割りは、手軽に手に入るテーブルワインの飲み方のひとつとして考えてください。
代表的ソーダ割りカクテルはスプリッツア
白ワインをソーダで割ったものは、スプリッツアという名のカクテルです。
辛口のワインで作るのが一般的です。
スプリッツアの発祥地はオーストリアのザルツブルク、有名な音楽作家モーツァルトが生まれ育った町です。
スプリッツアが毎年オーストリアで開催される「モーツァルト(ザルツブルク)音楽祭」で提供されていることからも、ポピュラーなカクテルだということが分かりますね。
ダイアナ元イギリス皇太子妃が、生前愛飲していたカクテルとしても有名です。
ドイツではヴァインショルレ(ワインショーレ)と呼ばれています。
ソーダの炭酸の強さで名前が変わったりするんですよ。
ドイツでは甘口の白ワインも好んで使われています。
スプリッツアのレシピ
スプリッツアはアレンジしやすいカクテルです、ここでは基本的なレシピを紹介します。
氷なし
シャンパンフルートに、60mlの白ワインと40mlのソーダを入れて、炭酸が飛ばないように混ぜてください。
氷あり
タンブラーに氷を入れた後に、90mlの白ワインと60mlのソーダを入れて、炭酸が飛ばないように混ぜてください。
どちらの場合でも、グラス、白ワイン、ソーダをよく冷やしてください。
仕上に、ミント、レモンやライムを添えると爽やかさが増しますよ。
スプリッツア・ルージュ

赤ワインをソーダで割ったものは、スプリッツア・ルージュと呼ばれています。
ティント・デ・ベラノ(夏の赤ワイン)
スペインでは赤ワインを炭酸飲料で割ったものを、ティント・デ・ベラノと呼んでいます。
赤ワインと炭酸飲料を1:1~2で割ってから、ロックアイスを入れたタンブラーに注いでよく冷やして飲みます。
赤ワインは安めのミディアムボディのがよいとされています。
炭酸飲料は甘いフレーバーがあるものが好まれ、ソーダに砂糖やシロップを加えたレシピもあります。
自由にアレンジできる
スプリッツアはアレンジのきかせやすいカクテルでもあります。
私が聞いた面白いレシピを紹介してみます。
スパイシー・スプリッツア
- 白ワイン 60ml
- ソーダ 60ml
- ライム 一片
- 山椒 一振り
山椒が好きな方にはたまらないですね、日本のおつまみが合いそうです。
レモン・スプリッツア
- 白ワイン 80ml
- ソーダ 70ml
- レモン 50ml(絞り器で絞って果実のパルプごと)
居酒屋によくある生レモン・ハイみたいですね、レモンを凍せるのもいいと思います。
フローズンフルーツ・スプリッツア
- 白ワイン 80ml
- ソーダ 70ml
- 凍らせたフルーツ 適宜(グラスのサイズに合わせてカットたものを凍らせてください)
ぶどうは間違いなく合いますね、少しサングリアっぽくなりますね。
アイスキャンディーやアイスの実をフルーツの代わりに入れるレシピもあります。
この場合、アイスに含まれる甘味料や香料について留意してください。
まとめ
ワインをソーダで割るのは、世界中で一般的に楽しまれている飲み方です。
ソーダ割りにするワインをお好みで選んで、シュワシュワカクテルを楽しんでください。
白ワインのソーダで割った、スプリッツアはワインベースの代表的なカクテルです。
面白レシピを参考に、あなたもワインのソーダ割り、ひと工夫してみてはいかがでしょう。
昼飲みは特に要注意です、飲みすぎに注意して素敵なワインライフをお過ごしください。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
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