ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」

コーラを混ぜる飲み物って結構ありますが、実は、ワインにもコーラで割るカクテルがあります。
それが、今回紹介するカリモーチョです。
赤ワインの酸味や渋みに、コーラの甘さと爽快感が加わり、赤ワインが苦手な方でも飲みやすくなりますよ。
コーラとお酒の相性は実はいい!?
炭酸水ならいざ知らず、「しっかり味のあるコーラがお酒と合うの?」と思われるかもしれませんが、コーラとお酒のカクテルは実はたくさんあります。
- ビールを割れば、ディーゼル
- 焼酎を割れば、コーク・サワー
- 泡盛を割れば、しまボール
- 日本酒を割れば、クロサメ
- ラムを割れば、キューバ・リブレ
- ウイスキーを割れば、ウイスキー・コーク(日本ではコーク・ハイともいいます)
しっかり名前もついていることから、ある程度知名度もあり、愛飲する人が多いからではないでしょうか。
コーラをカクテルに使いやすいのは
- 甘味を加えて、渋み・酸味を抑える。
- アルコールを薄める。
- 炭酸で爽快感(飲みやすさ)を加える。
からと言われています。
赤ワイン×コーラのカクテル『カリモーチョ』とは?
カリモーチョとは赤ワインとコーラを混ぜたカクテルです。
カリモーチョに起源についてはいろいろな説がありますが、メキシコが発祥だというのが最も有力な説です。
メキシコは、スペインの植民地だったのでワイン文化が古くから根付いていたこと、アメリカの隣国であるため1890年代からコカ・コーラが流通していたことが、カリモーチョの誕生に至った奇跡の出会いとなりました。
コカ・コーラがの誕生は1886年、瓶詰めとして販売されるようになったのは1894年からですから、メキシコに入ったのは本当に早かったんですね。
ちなみに、日本で初めてコカ・コーラが販売されたのは1914年ごろです。
カリモーチョはスペインのバスク地方を中心に、広い地域で愛飲されています。
スペインではサングリアと並ぶほど人気のあるカクテルで、飲みやすいカリモーチョでお酒デビューする方も多いです。
カリモーチョはサングリアより簡単に作れるので、より多くのシーンで親しまれています。
ワインが苦手でもサングリアなら飲めるかも!?サングリアの魅力
ちなみに、白ワインをコーラで割った飲み方には、私の知る限り特に名前はついていません。
カリモーチョの名前の由来
カリモーチョという名前の由来は、スペインのバスク地方の「カリメロ(Kalimero)」と「モーチョ(Motxo)」という二人の名前がかけ合わさって生まれたと言われています。
別名では、「貧乏人のサングリア」「貧乏人のキューバ・リブレ」と呼ばれているそうです。
キューバ・リブレは、ラムとライムとコカ・コーラで作られるカクテルの事で、日本ではラム・コークと呼んでますね。
キューバ・リブレは、バーテンダー協会からカクテルとして認められているんですが、カリモーチョは認められていないんです。
名前の由来といい、ちょっとかわいそうなカクテルですね。
カリモーチョの作り方・楽しみ方
カリモーチョのレシピはとても簡単で、基本的には赤ワインとコーラを1対1で混ぜるだけです。
ただ、ちょっとした工夫でさらにおいしく飲むことができますよ。
カリモーチョをよりおいしく
準備するもの
- ロングのカクテルグラス
- 赤ワイン
- コーラ
- 氷
- レモンかライム
作り方
- グラスに氷を入れます。
- ワインを入れて軽くかき混ぜて氷となじませてください。
- コーラを入れて、炭酸が抜けないように2~3回氷を持ち上げるように混ぜましょう。
- 最後にライムやレモンを添えると見た目がより爽やかです。
気を付けて頂く事
- グラスは冷やしておいてください。
- 赤ワインとコーラも冷やしておいたほうが美味しくできます。
- 混ぜるときはコーラの炭酸が抜けないように気を付けてください。
味は想像していただいている通りで、コーラの味に影響される部分が大きいです。
渋みや酸味は緩和されますが、コーラの人工的な甘味は残ります。
ぬるいコーラは飲みにくいように、しっかり冷やすのがベターです。
更に飲みやすくするには、コーラの量を増やすか、レモンやライムの果汁を絞ってみてください。
氷を入れない場合もある?
氷を入れずに、赤ワインとコーラで作ったカクテルは、ディアブロ・ブラッドと呼ばれています。
氷を入れないので、赤ワインもコーラもしっかり冷やしてください。
ディアブロ・ブラッドというのは悪魔の血という意味です。
キリスト教では、赤ワインはキリストの血とされていますので、赤いワインと黒いコーラを混ぜると悪魔の血になったんですね。
カリモーチョを深める!?
カリモーチョはお手軽に作れるシンプルなカクテルなので、ちょっとしたアレンジを加えるのも楽しみ方の1つだと思います。
コーラを変えてみる
コーラの種類を変えると、それぞれ特徴がありますので味も変わります。
本場のメキシコではコカ・コーラを使いますね。
中東や東南アジアではペプシ・コーラで割るカリモーチョが好まれています。
ペプシ・コーラはコカ・コーラより甘めで、炭酸が強くないので、タンニンが強めの赤ワインと相性がいいでしょう。
日本にはより炭酸の強いメッツコーラというのもありますので、より爽快感が欲しいならおすすめです。
糖質やカフェインを気にされる方には、コカ・コーラゼロやコカ・コーラゼロカフェインがありますが、レギュラーよりキレが劣ります。
キレが劣るというのは、「スカッと爽やか感」が弱くなることです。
フレーバーコーラを使えば、簡単に風味を変えることが出来ます。
フレーバーコーラについて調べたところ、日本コカ・コーラ株式会社のHPによると、2022年2月現在販売されているのは、コカ・コーラライムだけです。
コカ・コーラチェリーは並行輸入のものが、日本国内でも入手できます。
合わせる赤ワインを変えてみる
カリモーチョに使う赤ワインは自由です。
基本は安いワインを使うのが良いとされているのが面白いですね。
自宅で飲みかけの赤ワインがあれば、まずはそれで作ってみてください。
スーパーやコンビニで買えるテーブルワインで十分です。
飲みかけのワインが余ったら、とりあえずコーラでいろいろ割ってみると、味わいに変化をつけられます。
カリモーチョのためのマイベストコーラ&ワインを探してみるのも楽しいと思います。
プラスアルファを変えて楽しむ
シロップや別のリキュールを加えて、お手軽にオリジナルカリモーチョを作ってみましょう。
オレンジやパイナップルなど、カットしたフルーツをグラスに沿えると、より華やかになりますよ。
ホームパーティーでは、それぞれが好みのカリモーチョを作れるように、準備してみるのも楽しいですね。
まとめ
カリモーチョは赤ワインとコーラを合わせ、気軽に楽しめるカクテルです。
本場でも、基本は安いワインを使うのが良いとされているくらいなので、
ワインが余ってしまって使い道に困った場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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