ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」

ワインに詳しくなりたいけど、何から始めればいいのか・・・。
あなたはこんなふうに感じた経験はありませんか?
また実際に勉強を始めた人でも横文字ばかり、覚えることも多く挫折してしまった方は多いのではないでしょうか。
でも、ほんの少し勉強で今よりもっともっとたくさんのワインとの出会いを楽しめるようになるんです!
この記事ではワインは大好きだけど勉強は嫌い、横文字も嫌いな私がストレスフリーに、
そして楽しくワインを勉強できた3冊の本をご紹介します!
ワインの勉強は難しそう?
私の友人の中にも「自分でワインを選べるようになりたい!」と勉強を始めたものの、
途中で嫌になってしまったという話をよく聞きます。
専門用語や横文字が多く、なによりその情報量の多さに圧倒されてしまうんですよね。
例えば私が手に取った本には以下のようなことが書かれていました。
ワインの知識に関すること
- ブドウの品種
- ワイン生産地の名前
- 気候や土壌の性質
- 生産者やブドウ畑の名前
- 製造方法
- 歴史
- 人間の味覚に関すること
など
まず、これだけでも難しそうに感じます。
横文字ばかり、それもフランス語やイタリア語など、色んな国の言葉が出てくるのでなおさらです。
技術に関すること
- 抜栓の仕方
- 上手なワインの注ぎ方
- テイスティング(ワインの品質を確かめる)の作法
- デカンタージュ(ボトルから容器に移す)の方法
など
さらにワインのプロの世界ともなると「実際にワインを口に含んで銘柄を当てる」
「ワインを飲んで適切に味の特徴を述べる」など味覚や感性を必要とするスキルも求められるようです。
インプットする情報を選ばないとパンクする
多くの人がワインを勉強しようと思って本をとって目次を開いたとき、こういった情報が一斉に目の前にやってきます。
そして「こんなに勉強しないといけないの?」と不安になるんですね。
しかし色々なワイン本に触れてきた今なら自信を持って言えます。
私たちが日常生活の中でワインを楽しむために、ここまでの知識は必要ありません。
ワインの本と一言で言ってもソムリエ資格を目指す人などのプロ向けの本と、
初心者向けの本では情報量や読みやすさがまるで違います。
なので今回ご紹介する3冊の本は適度な情報量で、最後まで挫折せず楽しく読めることをポイントに選びました!
基本を知ればもっと美味しい!ワインを楽しむ教科書
出典:ナツメ社 ホームページ
最初にご紹介するのはワイン界の異端児ことワインプロデューサー大西タカユキさんが監修した
「基本を知ればもっと美味しい!ワインを楽しむ教科書」です。
一言で言うと「ワインって難しくないんだな」と実感できる本です。
ワインの勉強を始めた人の多くは「ブドウ品種」と「生産地」の知識でつまずく人がとても多いです。
これらはワインを楽しむためにも大切な知識ですが、「横文字を暗記」という学習法になりがちです。
それがワイン勉強を楽しくないと感じてしまう一因なのだと思います。
この本はそのあたりの基本知識をストレスなく理解していくのにとても適しています。
コミカルなイラスト、専門用語を避けた説明文で構成されていて、初心者でもすんなり、ストレスなく読み進められるんです。
出典:ナツメ社
監修者であるワインプロデューサーの大西さんは現在、ワインの楽しさを広める活動を行っています。
でも元々はワインが嫌いだったにもかかわらずワインの輸入会社に就職し、
仕事のために嫌々ワインの勉強をしていた時期があるそうです。
学ぶうちにワインが大好きになっていったそうですが、苦い経験をお持ちの大西さんだからこその
「難しいことは抜きにしてワインを楽しんでほしい」という想いが伝わってくる、やさしいワインの教科書です!
おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド
出典:BOOKぴあ
「ワインと料理の合わせ方」と「ワインに合うレシピ」が記された本です!
- ワインの味のことは少しわかったけど、どんな料理に合わせればいいの?
- 魚料理に合うワインって書いてあるけど、魚料理って色々あるし、範囲広くない?
- そもそも料理が苦手。
こういった疑問や悩みを一気に解決してくれます。
- 色を合わせる
- 産地を合わせる
- 香りを合わせる
- 味を合わせる
- 温度を合わせる
料理とワインの相性がたった5つのコツとしてシンプルにまとめられていて、
難しいことを覚えなくてもワイン選びができるようになります。
それだけではなく、ワイン×料理研究家である作者の大橋みちこさんが考案した、ワインに合う料理レシピを多数掲載。
これがすごく個性的で美味しいんです。
大橋さんは「日本の食材・調味料とワインのペアリング」にこだわりがあり、
本の中でも日本らしい料理とワインの意外な組み合わせが紹介されています。
私も読んだ後はさっそく本で紹介された梅干しを使った料理を作り実際にワインと合わせてみましたが
本に書いてあるとおりに料理を作り、ワインを合わせただけなのにお店でも体験できないようなマリアージュを自宅で体験できました。
理論だけではなく味覚でワインへの理解を深めるのにもってこいの本です!
知識ゼロからのワイン入門
出典:幻冬舎 公式ホームページ
ミドル以上の人なら、絵柄に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
「島耕作」「黄昏流星群」などの作者でもある漫画家の弘兼憲史さんが著した「知識ゼロからのワイン入門」
ワインブームの現在、気楽に家庭でも楽しむ人が増えてきた。
本書は選び方、味わい方、歴史等必要な知識をエッセイと漫画で平易に解説。
ビギナーもソムリエになれる一冊
出典:幻冬舎 公式ホームページ
ワインに関する知識を網羅的に学べる本です。
出版社の説明文を読むと「ちょっと上級者向けな本じゃないの」と思われるかもしれませんが、安心してください。
この本は弘兼さんの漫画と、エッセイで構成されています。
漫画パートではワインに関連する弘兼さんの過去作のワンシーン(主に島耕作シリーズ)が描かれているのですが、たとえば
「シャンパン」と「スパークリングワイン」が区別できていない登場人物がワイン通の人に稚拙な知識を展開して恥をかく
こんな漫画のシーン
印象的なエピソードでストーリーへの興味が膨らんだところで、ワインの知識を補足するエッセイが挿入されます!
エッセイは詳しいワインの説明の文章ですが、すでに内容にのめりこんでいるのでどんどん読み進めてしまうんです。
読んで時間が経った後でも「漫画であんなこと言ってたなあ」と、
ストーリーの一部としてワインの知識が自然に頭に定着してくれています。
もともと弘兼先生の漫画を知っている人はもちろん、活字が苦手な人なワイン初心者から
ワンステップ上の知識を習得したいという方にもおすすめできるワイン本です。
飲んで、語って、楽しく学ぼう!

学生時代から勉強があまり好きではなかった私ですが、ワインの勉強は楽しく続けられています。
でも知識を詰め込むだけじゃなく、学んだことを実際に飲んで確かめることで勉強の効果はグーンと高まります!
さらに飲みながら他の人と語れば、楽しく学べます!
「タンニンが強いってこういうこと?」
「同じブドウ品種だけど、先週飲んだものとは印象が違うね」
私の場合は夫とこんなふうに飲みながら勉強してました。これにより
知識のインプット → 五感でワインを感じる → アウトプット
このサイクルを楽しく回すことができ、ワイン勉強が一層はかどったように思います。
やはりワインも“習うより慣れろ”です!
まとめ
今回は私と同じように、勉強の一歩目を踏み出せないあなたに向けて楽しく読めるおすすめのワイン本をご紹介しました。
ワインは他のお酒と比べても、製法・価格・味わい、いろんな面でバリエーションが多彩です。
でもほんの少しの知識が身につけば、無数のワインとの新たな出会いを楽しめるようになるんです。
ぜひ自分に合った一冊を見つけ、素敵なワインライフをお過ごしくださいね!
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」