ワインの飲み方

ワイン好きならウイスキーもハマる!?違う酒なのに多い共通点と楽しみ方

ワイン好きのあなたもウイスキーを飲むことはありますか?

でも、オンザロックとか水割りとか、いつも同じ飲み方をしていませんか?

それで十分おいしいのですけど、実は飲み方はたくさんありますよ。

今回は、ワインとウイスキーのお話です。

ふたつのお酒の違いと、共通点を紹介します。

飲み方はたくさんあるので、あなたでも知らないのがあるかもしれませんよ。

ワインとウイスキー何が違うの?

先ずはワインとウイスキーの違いをみていきましょう。

ワインは醸造酒、糖分を持つ原材料に、酵母を加えて発酵させて造るお酒です。

ウイスキーは蒸留酒、醸造酒を加熱し蒸発させて、その蒸気を集めて造ったお酒です

ワインとウイスキーの違いを簡単に表にまとめましたので、ご覧ください。

ワイン ウイスキー
酒税法上の分類 醸造酒 蒸留酒
原料 果物 穀物
アルコール度数 5~20% 40~50%
素材の味 ある ない
原材料と発酵に由来 発酵させる樽に由来
未開封の保存 寝かせて保存 立てて保存
酸化による変質 しやすい しにくい
ブレンド 原材料でブレンド 原酒でブレンド

醸造酒、蒸留酒、混成酒についての詳しい記事がありますので、興味があれば参考にして下さい。

ワインと他の酒との違いとは?醸造酒、蒸留酒、混成酒の違いを解説

ワインとウイスキーの共通点

意外とワインとウイスキーの共通点もありますよ。

樽熟成

ワイン

全てのワインが樽で熟成されるわけではありません。

樽熟成されるのは、高級ワインになるために仕込まれるワインです。

  1. ワインは木樽の中で呼吸し、酸が変化して、香りや色、味わいが深くなっていきます。
  2. 木樽で熟成すると、タンニン分や香りが溶出してワインに深みを与えてくれます。
  3. 適度に酸素と触れさせることで、ワインの旨味が濃縮されて、濁りも沈殿し、まろやかで舌にも心地良い味わいとなります。
  4. 赤ワインに多く含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンの化学反応によって、ワインの色も安定します。

ウイスキー

琥珀色のウイスキーは樽熟成で生まれることをご存知でしょうか?

樽に入れる前の蒸留液は無色透明で、味わいも粗く刺激的です。

樽熟成の間に徐々に色づき、琥珀色になって、これに伴い味わいも少しずつ芳醇でまろやかに変化します。

  1. 樽からの色・香味成分がウイスキーに溶けだします。
  2. 刺激的な成分が樽外へ水蒸気として空気中に排出されます。
  3. ウイスキーが華やかさやフルーティーさを持つのは、さまざまな化学反応が連鎖的におこることによって、多様な成分が生成されるからです。
  4. 熟成を経たウイスキーが口当たりまろやかで円熟味を増すのは、アルコールと水の分子が特有の相互作用で混ざり合うためです。

環境から生まれる個性

ワインはブドウ畑の自然環境

世界のワイン用ブドウの品種は、5,000種類とも言われています。

それぞれに個性があるので、味わい・香り・色合いといったワインのすべてがブドウにより変わってきます。

同じブドウでも、土壌、気候、地形といった自然環境が成長に大きく影響するからです。

土壌

ブドウは土から水や養分を吸収するので、植えられている畑がどのような土壌であるかという事も、 ワインに影響を与えます。

一般的にブドウは痩せた水はけのよい土壌を好むと言いますが、ブドウの品種によっても違います。

ブドウは地中10m以上にも根を伸ばすので、表面の土だけでなく、深いところの土もワインに影響すると言われているのです。

気候

寒い国と、暖かい国とを比較すると、暖かい国の方がブドウがよく熟しますよね。

ブドウは熟すにつれて糖度が増し、酸度が低くなっていくので、ワインもブドウの個性が出た味わいになるわけです。

地形

同じ畑でも微妙な傾斜や畑の向きによって、日照条件や水はけ、風通しなどが違うことがあるそうです。

少しでも自然条件が異なれば、ぶどうの熟し方も変わってきますので、これもワインに影響する要素になるわけです。

ウイスキーは蒸留所の環境

出典:みんカラ

ウイスキーの個性に影響を与えるのは、蒸留所の立地する場所の風土です。

特に、熟成する際の貯蔵庫がある「場所」が周囲の環境から与えられる影響が考えられます。

例えば、スコットランドだけでも海風を浴びるアイラ島と、森林に囲まれたスペイサイドでは全く個性が違ってきます。

日本でも北海道の余市、京都・大阪の境にある山崎、山梨県の白州では環境が全然違いますよね。

シングルモルトウイスキーの魅力は、それぞれの土地の水や風土、気候などから生まれる蒸溜所ごとの独自の味わいです。

モルトウイスキーの中で単一蒸溜所の原酒でつくられたものが、シングルモルトウイスキーと呼ばれています。

プレミアム価格

ワインやウイスキーの価格は、製造原価、特に選別された原料や、醸造技術、長い醸造期間に関わるコストが関係します。

加えて、プレミアム価格には希少性やブランド力が大きく関わってきます。

ワイン

プレミアムワインは生産量が少ないのです。

ブルゴーニュ ボルドー
栽培地 26,000ヘクタール 100,000ヘクタール
生産本数 2億本 7億本
AOC 84 60

(AOCとは、Appellation d’Origine Controlee (アペラシオン・ドリジヌ・コントローレ)の略称で、原産地呼称のことです。)

ブルゴーニュの方が、狭い栽培地で少ない生産本数にもかかわらず、たくさんのAOCが存在していますね。

これは簡単にいえば、生産本数が少ない、希少ワインが造られる傾向があるということです。

極端な例ですが、最高峰のロマネ・コンティを紹介しますね。

ロマネ・コンティの畑の広さはわずか1.8ha、サッカー・コート2.5面分ぐらいしかありません、そして生産量が毎年わずか6,000本ぐらいです。

さらに、ワインが投資の対象になっているので価格が上がります。

造られたワインは消費され数は減りますから、時が経つにつれて残ったワインの価値は上がっていきます。

ワインの値段については、詳しい記事はこちらになりますので、よければ参考にして下さい。

ワインの値段はどうやって決まる!?値段の相場と品質の関係性とは

ニューワールドのワインについては、詳しい記事がこちらになります、よければ参考にして下さい。

ニューワールドのワインって何?嬉しい特徴と魅力やおすすめを紹介

ウイスキー

  • 熟成期間が長いほど高い
  • シングルモルトウイスキーはブレンディッドウイスキーより高い
  • モルトウイスキーはグレーンウイスキーより高い

ブレンディッドウイスキーとは、モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドしてつくったウイスキーです。

グレーンウイスキーとは、とうもろこし、ライ麦、小麦などの穀類を主原料とし、そこに大麦麦芽を糖化酵素として加え製造されたウイスキーです。

ちなみに、日本のウイスキーの高騰は、希少性、急に増えた需要に対し供給が追いついてないからですよ。

熟成させたウイスキーを作るためには10年以上の歳月がかかるため、今から増産をしても市場に出回るには10年以上先になりますね。

実際に、サントリーの「白州12年」「響17年」などは、原酒不足のために販売が休止されています。

ここまでは、ワインと共通点をみてきました。

次に、ワインとウイスキーを炭酸飲料で割る飲み方を紹介します。

ワインもウイスキーもカクテルで楽しもう!

ワインはそのまま飲む、ウイスキーはストレートかオンザロックと決めてしまうと、楽しめるシーンが限られてしまうように思いませんか?

ワインは食事とマリアージュ、ウイスキーはお酒を楽しむ、といったイメージでしょうか。

どちらもカクテルを作れば、飲むシーンも楽しみ方も広がると思いますよ。

炭酸飲料はお酒のパートナー

炭酸飲料はお酒に混ぜて飲む「ミキサー」の代表です。

ワインもウイスキーも同じ炭酸飲料で割ったものが実はあります。

邪道じゃないですよ、どれもちゃんと名前の付いたカクテルです。

炭酸が抜けてしまうので、かき混ぜ過ぎないようにしてくださいね。

グラスは冷やした方が美味しく飲めますよ。

ソーダ割り

ワイン ウイスキー
比率 6:4 1:3
なし 無がおすすめ
名前 白:スプリッツアー

赤:スプリッツアー・ルージュ

日本式:ハイ・ボール

ウイスキー・ソーダ

スプリッツアーについては、詳しい記事がありますので、よければ参考にして下さい。

夏のお昼にワインのソーダ割り!アレンジ自由シュワシュワカクテル

コーラ割り

コーラは、コカ・コーラを使うのがオリジナルですが、他のコーラでも大丈夫です。

ワイン ウイスキー
比率 1:1 1:3
有り 有り
名前 カリモーチョ 日本式:コーク・ハイ

ウイスキー・コーク

カリモーチョについても、詳しい記事がありますので、よければ参考にして下さい。

安ワインを使うのが通!?赤ワインとコーラのカクテル『カリモーチョ』

ジンジャーエール割り

ジンジャーエールは、カナダドライのものを使うがオリジナルですが、お好みで別のものでも問題ないです。

ワイン ウイスキー
比率 1:1 1:3
有り 有り
名前 白:オペレーター

赤:キティ

日本式:ジンジャー・ハイボール

ウイスキー・ジンジャーエール

スコッチ使用:マミー・テイラースコッチ・バック

キティとオペレーターについても、詳しい記事がありますので、よければ参考にして下さい。

スッキリ飲めるワインとジンジャーエールのカクテル!キティとオペレーター

ビール割り

ワイン ウイスキー
比率 1:1 ウイスキー30ml

ビール適宜

名前 白:ビアスプリッツアー ボイラー・メーカー

ボイラー・メーカーはビールを注いだグラスの中に、ウイスキーのストレートをショットグラスごと沈めてしまうスタイルがよく知られています。

ボイラー・メーカーの動画

温めても美味しい!

ホットウイスキーの比率は、ウイスキー1にお湯が3です、お湯は80度くらいが適温です。

レモンなどの柑橘類など添えるとよりおいしく楽しめます。

シナモンスティックやクローブ、バジルなどのハーブ類、 ジャムやドライアップルなど、あなただけのアレンジができますよ。

グラスはあらかじめ、お湯であたためてからウイスキーを注ぐようにしましょう。

ホットワインは赤ワインに香りが強いスパイス、フルーツ類や砂糖、シロップなどを加え、温めて飲むワインのことです。

ホットワインについても、詳しい記事がありますので、よければ参考にして下さい。

ばんしょうはホットワイン?!心も体も温まるヨーロッパの定番飲み物

最後に、ワインとウイスキーのカクテルを紹介します。

ワインとウイスキーのカクテル

ウイスキーとワインを混ぜるカクテルにはマンハッタンがあります。

ウイスキーとベルモットを混ぜて作るのです。

ベルモットは、白ワインにニガヨモギなどの香草やスパイスを配合してつくられたフレーバードワインのことです。

(フレーバードワインとは、ワインにスパイスやハーブの蒸留酒を加えたり、果実や甘味料を加えたりして風味を付けたワインのことです。)

マンハッタンは甘さの中にほろ苦さを感じられる比較的飲みやすいカクテルで、カクテルの女王とも呼ばれるお酒となります。

ニューヨークのマンハッタン・クラブが発祥であるため、ウイスキーの中でもバーボン・ウイスキーをベースにすることが多いそうです。

(バーボン・ウイスキーとは、主にトウモロコシを原材料に使う、アメリカ ケンタッキー州で造られるウイスキーです。)

ワインとウイスキーのカクテルは、なかなか思いつかないですよね。

私も、マンハッタンがワインを使ったカクテルとは気付いていなかったのですが、知り合いのワインに詳しい方が教えてくれました。

まとめ

ワインとウイスキーの違いまとめました。

知っているようで、考えるとなかなか浮かばないこともありました。

意外な共通点もありましたね。

カクテルを色々紹介しました、知らない飲み方もあったのではないでしょうか。

色々なシーンでウイスキーも楽しんでみてください。

あなたのお酒ライフが広がる参考になれば幸いです。

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