ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」
ワインのコルクを抜くのに力がいりそうなイメージないですか?
適切なオープナーを選べば、力がなくとも簡単にコルクを開けることができます。
そこで、今回は私の個人的な考えではありますが、力がいらない順番に、ワインオープナーを紹介していきます。
ワインオープナーの種類
「力がいる=難しい」というわけではありませんが、物理的なストレスがないことは、ワインオープナーを選ぶ際のポイントの一つです。
力がいらない順番にワインオープナーをまとめると、次のようになりました。
- 電動式:ボタンを押すだけ
- 気圧式:ポンプを動かすだけ
- レバー式:レバーを上下させるだけ
- スクリュープル式:ハンドルを回すだけ
- ウイング式:テコの原理を使い、両手で押し下げて抜く
- ソムリエナイフ:テコの原理を使い、片手で押し上げて抜く
- T字式:あなたの力で引っ張って抜く
- 挟み式:コルクを挟んで引っ張る上級者向け
では、それぞれの種類について順番に見ていきましょう。
ボタンを押すだけ電動式

出典:Amazon com.
電源を入れてボタンを押すだけで失敗なしに開栓できます。
一度にたくさんのワインを開けるときにも重宝します。
高価なものもありますが最近は手ごろなものも増えています。
他のオープナーよりは大きめなので、収納スペースの事を考えてください。
お手軽すぎて、「コルクを抜くのはワインを飲むときのロマンだ」と思っている方には不向きかもしれません。
使い方
- ボトルに垂直に立ててオープナーをかぶせます
- 両手でボトルとオープナーをそれぞれ固定します
- ボタンを押してコルクを抜きます
- 自動で停止するまでスイッチを押し続け、止まった時点でコルク栓は抜けています
- コルク排出のボタンを押してコルクを取り出します
ポンプを動かすだけ気圧式

出典:Amazon com.
このオープナーの最大の特徴は、コルクにスクリューを突き刺さない点です。
あなたの力で引っ張ることはないということです。
操作は金具をコルクに刺し、空気を注入するだけなので、開栓に失敗するリスクは少ないでしょう。
作業としてはポンプを数回動かすだけです。
コルクが抜ける瞬間を目と耳で確認できるので、盛り上がることは間違いありません。
空気圧でコルクを持ち上げるので、コルクの状態によってはうまく圧力がかからないことがあります。
使用前にコルクの状態を確認したほうがいいでしょう。
他のオープナーと比べると価格が高めですので、使用頻度とシチュエーションで選んでください。
使い方
- ボトルを垂直に立てて、空気を注入する金具をコルクに刺します
- ハンドルを動かし空気を入れます
- 空気の圧力でコルクが抜けます
レバーを上下するだけレバー式

出典:Amazon com.
レバーを上下するだけの簡単な操作で開栓できるので、女性や力に自信のない方でも問題ありません。
デザインもおしゃれでスタイリッシュなものが多いので、見た目にこだわりたい方に適しています。
凄くスタイリッシュなものは、結構高かったりします。
レバーが大きいため、ほかのスクリュータイプのオープナーよりも収納しにくいのはデメリットです。
使い方
- レバーを上げた状態で、オープナー全体をボトルにかぶせます
- レバーを下げるとスクリューが下がってコルクに刺さっていきます
- レバーを下げきってから、レバーを上げるとコルクが上がってきます
- この動作を繰り返すタイプもあります
- コルクが抜けてからレバーを下げて上げるとコルクが外れます
ハンドルを回すだけスクリュープル式

出典:Amazon com.
頭の部分を回すだけで開栓できるタイプで、力に自信のない方でも失敗なく開栓できます。
1979年に、石油発掘に使われていたスクリューを応用して考案されました。
当時は画期的だった、誰でも確実にスクリューをコルクの中心に刺すことができる、ワインオープナーです。
「3才の子供までもがコルクを抜ける」と言われていたそうです。
コンパクトで、コルクが割れる心配もなく、収納場所にも困りません。
電動式や気圧式と違って、コルクを抜くことを体感できます。
価格も含めて、特に非の打ち所がないと思います。
使い方
- スクリューの先端をコルクに刺し、オープナーをボトルにかぶせます
- 上部のハンドルを回すと、先ずはスクリューが下がってコルクに刺さり、その後コルクが上がってきます
テコの原理、両手で押し下げて抜くウイング式

出典:Amazon com.
ハンドルを回してコルクにスクリューを刺し込み、ウイング(左右のレバー)を押し下げてテコの原理で開栓します。
独特の形状で見栄えがする代わりに、収納場所に困ることがあるかもしれません。
スクリューが大きめでコルクが割れてしまう可能性があるので、コルクがもろくなっている年代物には合いません。
使い方
- スクリューの先端をコルクに刺し、オープナー全体をボトルの上にかぶせます
- 上部のハンドルを回すとスクリューが垂直にコルクに刺さっていきます、同時にだんだんウイングが上がってきます
- スクリューがコルクに刺さりきったところで、上がったウイングを下げるとコルクが上がります
- この動作を繰り返す必要のあるタイプもあります
テコの原理、片手で押し上げて抜くソムリエナイフ

出典:Amazon com.
かっこよくワインを開けたい方はこれ一択だと思います。
名前の通りソムリエが好んで使うものです。
フックをボトルに引っ掛けて支点とし、テコの原理で開栓するので直接引っ張るほど力はいりません。
折り畳み式で非常にコンパクトになり、携帯にも便利です。
高価と思われがちですが、1,000円前後で買えるものもあります。
使い方
- スクリューの先端をコルク上部の中心に刺します
- スクリューを回しながらコルクの垂直方向に3分の2程度刺し込みます
- フックをボトルのふちにひっかけ、ハンドルを引き上げるとコルクが上がってきます
- 再度、残りのスクリューを回しながら垂直方向にコルクに刺し込みます
- もう一つのフックをボトルのふちにひっかけハンドルを引き上げます
- ある程度までコルクが出てきたら手でコルクをボトルから抜き取ります
あなたの力で引っ張って抜くT字式

出典:Amazon com.
多くの方がワインオープナーというとこれを想像されると思います。
見た目通りで、使い方は簡単ですが、スクリューを刺し込んだ後の開栓にはかなりの力が必要です。
個人的にはコルクが抜ける際の「ポン!」という音は好きなのですが、シーンによっては嫌われることもあります。
力を入れて抜くため、ワインがこぼれやすいのも難点です。
圧倒的に普及しているタイプですので、100均でも売っていますし、もしかしたらワインを買えばタダでもらえるかもしれません。
使い方
- スクリューの先端をコルク上部の中心に刺します
- スクリューをコルクに垂直方向に回しながら刺し込みます
- スクリューがコルクに隠れるくらい挿入されたら、コルクをまっすぐ引き抜きます、この時にボトルを太ももに挟むとしっかり固定されて抜きやすいです
コルクを挟んで引っ張る上級者向け挟み式

出典:Amazon com.
こちらのオープナーはスクリューを使うのではなく、コルクを挟んで引っ張るタイプのものです。
T字式と比べてどちらの方がより力がいらないか、判断が難しいところですが、挟み型は慣れるまで時間がいるので、一番下にしました。
難易度は高いですが、コルクを傷つけることなく抜けますので、コルクの収集家さんにはぴったりです。
コルクがもろくなっているような年代物のワインにはこれが使われます。
ボトルが割れる危険性があるので、樹脂などのかための素材のコルクには不向きです。
使い方
- まず長い刃をボトルとコルクの間に差し込みます
- 次に短い刃を、対角線の位置に差し込みます
- 左右にオープナーを揺らしながら、両方の刃を奥まで入れます
- コルクを挟んで、ハンドルを回転させながら引き抜きます
まとめ
8種類のワインオープナーを力がいらない順に紹介しました。
- 電動式:ボタンを押すだけ
- 気圧式:ポンプを動かすだけ
- レバー式:レバーを上下させるだけ
- スクリュープル式:ハンドルを回すだけ
- ウイング式:テコの原理を使い、両手で押し下げて抜く
- ソムリエナイフ:テコの原理を使い、片手で押し上げて抜く
- T字式:あなたの力で引っ張って抜く
- 挟み式:コルクを挟んで引っ張る上級者向け
コルクの抜き方に失敗があるとは思いませんが、気持ちよく開栓したいですよね。
あなたが選んだワインオープナーで開けたワインの味は格別だと思います。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
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