ワインをプレゼント

父の誕生日にワインのプレゼント!贈るポイントとおすすめ5選!

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介

ワインは男性への誕生日プレゼントにも人気がありますね。

先日も、友人から「お父さんの誕生日プレゼントにワインを贈りたいけど、何がいいかな?」と相談を受けました。

そこで今回は、子供も一緒に飲める年代だろう50代から60代のお父さん誕生日プレゼントに最適なワインをどう選ぶか、

一緒に考えていきたいと思います!

お父様へのプレゼントにワインを贈るときのポイント

味の好みを事前に把握しておく

ワインはそれぞれ味が違うので、同じワインでも飲む人の好みによって好き嫌いが分かれます。

味の好みが分からないと、どのワインをプレゼントすればいいか決められないので、

まずお父様の「今の」味の好みを事前に把握しておきましょう。

「今の」と強調しましたが、実は年齢が上がると味の好みが以前と変わることも珍しくありません。

なので、あなたのお父様の好みもひょっとすると、あなたが憶えているものと違っているかもしれません。

念の為、今の味の好みを確認したほうがいいです。

もし今のお父様の好みが分からないようでしたら、お父様にそれとなく聞くか、

一緒に暮らしているご家族の方に普段どんなワインを飲んでいるか、以前と好みが変わっていないかは

事前に確認しておいた方がいいでしょう。

できれば以下が分かれば、お父様の味わいの好みなどがはっきり分かるので、

お父様に合ったワインをプレゼントできます。

色 赤ワイン、白ワインなどどれが好きか

白ワインの場合、辛口と甘口どちらが好きか

赤ワインの場合、ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディのどれが好きか

味の濃さ 薄味が好みか濃い味が好みか

味わいの好みからワインを選ぶ方法は、以下も参考にしてみて下さい。

自分の好みに合ったワインの選び方!普段の味の好みから判断できる!?

またボディについても、以下で詳しくご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

こちらでは、ワインのボディとおつまみの関係についても触れていますので、

お父様が召し上がっているおつまみからお好みのワインの味わいが分かるかもしれません。

「フルボディ」って何?ワインのラベルにある「ボディ」の意味とは?

誕生日プレゼントワインの相場

金額に特に決まりはありませんが、せっかくの一年に一度のお祝いです。

普段は飲まないような、ちょっといいワインをプレゼントしてあげたいですよね。

誕生日プレゼントの相場は一般的には3000円〜10000円と幅広いのですが、

ちょっといいワインをプレゼントするなら5000円〜10000円で考えることをおすすめします。

なぜならワインを造るメーカーの立場から考えると、

メーカーがいくつか造るシリーズの中でも、自分達が本当に造りたいワインというものがあり、

その価格帯が大体5000円以上になる場合が多いからです。

そのため同じ造り手のワインでも、普段飲みの低価格からプレミアムワインまで価格帯が様々なシリーズがありますが、

ほとんどのワインは5000円を超えると味がグッと美味しくなります。

ただあまりにも高価すぎるプレゼントも逆に気を使わせてしまいますので、

還暦など特別な節目のとき以外は10000円程度に抑える方が、あなたのお父様も気を使わなくて済みそうです。

味わいの高さの伸びも1万円くらいから悪くなる気がしますし。

ワインの値段はどうやって決まる!?ワインとマネーの関係性を解説

スパークリングワイン(炭酸入り)は極力避ける

もしワインを飲まれるのがお父様一人の場合は、

シャンパーニュやスパークリングワインなど炭酸の入ったワインは避けましょう。

これらのワインは、炭酸飲料と同じで栓を抜いたら基本的にその日に飲み切るのが基本です。

日を追うごとに炭酸ガスが抜けていき、美味しくなくなってしまいます。

もしお母様やあなたなどご家族で飲まれる場合でも、二人で飲む場合は一度に飲み切らないこともあります。

この場合も炭酸入りワインは避け、赤ワインか白ワインなどを選びましょう。

5000円以上の上質なワインなら赤でも白でも、

栓を抜いた翌日の方がワインが空気に触れることで味わいの変化が楽しめるからです。

生まれ年のワインをお父様に贈る時は注意!

誕生日にワインをプレゼントするとき「生まれ年のワインを贈りたい」と考えたことはありませんか?

結論としては「お父様への誕生日プレゼントに、生まれ年のワインは私はおすすめしない」です。

なぜなら、ワインに賞味期限はありませんが、飲み頃というものはあり、

これを過ぎるとワインは酸っぱくなったり、風味や味わいが落ちてしまいます。

では、お父様の生まれ年である50〜60年前で飲み頃のワインが買えるかというと、

もし5000円〜10000円で買えたとしても飲み頃を過ぎており、残念ながら美味しいものはまず買えません。

50〜60年前に造られた飲み頃のワインは、渋みがありフルボディの最高級クラスで、

かつ適切な温度・湿度管理がされて直射日光が当たらないセラーなどで保管されたものでないと、

ワインは劣化している可能性が高いです。

なので、5000円〜10000円で購入できる50〜60年前のワインは、味は期待ができません。

もちろん味を気にしないということであれば、生まれ年のワインを贈るのもいいと思います。

自分と同い年のワインを飲みながら人生を振り返ることは、もらったお父様にとっては格別の思いがあることでしょう。

ワインが熟成したり長期保存するとどう変化するか、またワインの年については、

以下の記事でご紹介しています。よろしければ参考になさって下さい。

ワインは熟成でどう変わるの?熟成原理と変化を解説~当たりはずれは運次第?~

セラーは絶対必要!?ワインを長期保存する注意点とおすすめ保管場所

「古いくていいもの」は間違い!?ワインのヴィンテージの意味とは

特定の年のワインを探すには?

これまでご紹介した通り、あまり古い年のワインは飲み頃を過ぎて味が落ちるという意味で、おすすめできません。

また年が古ければ古いほど、その年のワインは少なくなるので価格も高くなります。

ただ大体20年以内であれば、特定の年のワインを探すことができるかもしれません。

ワイン専門ショップのエノテカが、年別でワインを検索できるページを準備しています。

「ワイン専門ショップ エノテカ公式サイト」

また、これ以外にも検索エンジンで「ヴィンテージ ワイン」で検索すると、

特定の年のワインが買えるページを探すことができます。

ただご紹介した通り、ワインは適切な管理がされていないとすぐ劣化してしまうので、

古いワインを買うことには味が美味しくないリスクがあることは、頭に入れておいた方がいいでしょう。

誕生日プレゼントにおすすめの赤ワイン

ここまでワインの選び方について紹介しましたが、具体的におすすめワインを紹介いたします。

まずは赤ワインで、ボディ別に分けております。参考になれば嬉しいです!

ライトボディ

ルバイヤード・プティヴェルド(日本/山梨県)

https://www.rubaiyat.jp/item/850/

出典:丸藤葡萄酒工業株式会社

日本ワインは海外産よりまろやかな味わいなので、赤ワインの渋みが苦手なお父様にはうってつけです。

このワインは、2016年開催のG7伊勢志摩サミットのワーキングランチにて提供され、世界の首脳たちをもてなしたワインです。

数ある日本ワインの中から、世界のVIPをもてなすために選び抜かれたこのワインで、お父様をもてなしてみては如何でしょう?

ミディアムボディ

ピエール・ジェラン フィサン(フランス/ブルゴーニュ)

https://item.rakuten.co.jp/toscana/10134768/

出典:トスカニー

ブルゴーニュ地方はフランスを代表するワイン産地で、

この地方の赤ワインが持つ繊細で豊かな香り、上品な味わいは、他の国・地域では造れない唯一無二の魅力があります。

ただ世界中のワイン愛好家に人気が高いため価格も安くなく、普段飲みにはなかなかできないこともあるので、

渋みが少なめの赤ワインで、お父様にプレゼントする高級ワインとして最適と言えます。

注意点として、ブルゴーニュ地方のワインはワインメーカーや年、造る畑によって価格が全く違いますので、

買うときは金額はもちろん、年が古過ぎないかどうかと、ワインがきちんと管理されているかどうかも確認した方がいいでしょう。

フルボディ

シャトー・ラグランジュ(フランス/ボルドー)

https://www.enoteca.co.jp/item/detail/010030451

出典:エノテカ

フランスのボルドー地方は、ブルゴーニュ地方と並びフランスを代表するワイン産地です。

ボルドー地方は特に赤ワインが優れているとされ、渋みとコクがあり深みのある味わいが魅力です。

フルボディが好きなお父様の好みに合うでしょう。

特にこのシャトー・ラグランジュは、サントリーが所有しており、日本でも比較的手に入りやすいことと、

サントリーが所有してからワインがグッと美味しくなった話は、ワイン愛好家の間でも有名です。

たくさんあるボルドー地方の赤ワインの中でも、高級ワインとして知られていますので、安心してお父様にプレゼントできます。

誕生日プレゼントにおすすめの白ワイン

次に白ワインのおすすめです。甘口と辛口で味を分けて紹介いたします。

甘口

フリッツ・ハーク ブラウネベルガー・ユッファー・ゾンネンウーア アウスレーゼ

https://www.tuscany.co.jp/products/detail89877.html

出典:トスカニー

白ワインで甘口でしたら、ドイツのリースリングというブドウを使ったものがおすすめです。

このワインは甘いといっても上品な酸味もあり、料理と合わせて飲んでもよし、食後のデザートと合わせて飲むのもおすすめです。

冷やすと酸味がすっきりしてより美味しくなるので、冷蔵庫でよく冷やしてお父様の好きなタイミングでボトルを開けて頂きましょう。

辛口

ラ・シャブリジェンヌ シャブリ・プルミエ・クリュ モン・ド・ミリュ(フランス/シャブリ)

https://www.dragee.co.jp/fs/dragee/gr26/W-BG09092601

出典:ワインショップドラジェ

辛口の白ワインは様々な種類がありますが、

フランスのシャブリ地区で造られた辛口白ワインは、そのキレの良さでとても人気が高いです。

5000円〜10000円以上であれば、シャブリでもワンランク上か最上級クラスをプレゼントすることができます。

シャブリは特に魚介料理との相性がいいので、

シャブリに合わせて、牡蠣やスモークサーモン、魚の天ぷらなどをおつまみに用意してあげると、お父様も喜ぶと思います。

まとめ

ここまで、お父様への誕生日プレゼントにするワインをどのように選ぶかについて、ご紹介させて頂きました。

・ワインを選ぶ前に、お父様が好む味わいを事前に把握しておく。

・5000円〜10000円を目安にワインを選ぶ。

・1度に1本を飲みきらないなら、赤ワインか白ワインを選ぶ。

・美味しいワインをプレゼントしたいなら、古い年のワインはなるべく避ける。

最後に、あなたの父親が一番喜ぶのは、誕生日を祝ってくれるあなたの気持ちです。

あなたの「お誕生日おめでとう」の言葉に添えられて贈られるワインは、

あなたのお父様にとって、今まで飲んだどのワインよりも美味しいと感じるはずです。

自信を持ってワインを選び、誕生日をお祝いしてあげましょう。

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

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