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ちゃんと品質守れる!?ペットボトルワインのメリットデメリット

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介

スーパーやコンビニでは、ペットボトルワインもすっかり見慣れるようになりましたね。

手軽に楽しめていいなあと思う一方、ワインの品質を守れないのではないかと心配になりますよね?

今回は、そんなペットボトルのワインのメリットデメリットなど気になる部分をお伝えていきますよ。

ペットボトル入りのワイン

2009年のボジョレー・ヌーヴォ―は、日本でもペットボトルのものが販売されました。

2011年に、アサヒビールが国産ワインのブランド「サントネージュ リラ 赤」「サントネージュ リラ 白」を、ペットボトルで発売し始めました。

出典:アサヒピールホールディングス株式会社

2020年には、サントリーが「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」「デリカメゾン」に使用するペットボトルを、

再生PET樹脂を原料とするリサイクルペットボトルにすると発表しました。

リサイクルできるという点が、ワインの容器にもペットボトルを使うという流れの後押しになっているのですよ。

賛否両論あるようですが、ペットボトルワインは導入期を終えて、すでに定着しているようです。

出典:PETボトルリサイクル推進協議会

ペットボトルワインのメリットとデメリット

ペットボトルの特徴と重なる点も多いですが、ペットボトルワインのメリットとデメリットを整理したいと思います。

メリット

軽い、割れにくい、安い、潰せる

ペットボトルはガラスボトルと比べて、軽くて割れにくいので、消費者が扱いやすいだけでなく、輸送費を削減できワインの価格を下げることができます

ワインの空ボトルの処理に困っているあなたにとっては、潰して捨てられる軽いペットボトルは扱いやすいですよね。

軽くて割れにくいペットボトルは持ち運びやすいので、アウトドアでワインを楽しむあなたには助かる存在になります。

ガラスボトルだと見かけないような、大容量のボトルで購入できるのも、ペットボトルワインのメリットの一つです。

何度でも開け閉め簡単

また、スクリューキャップなので、ワインオープナーを忘れて大惨事なんてこともさけられます。

ワインを飲み残してしまった時も、再度コルクを押し込むのに苦労したり、ワインキャップを用意したりする必要はありません。

キャップをしたら、冷蔵庫の空いたスペースに突っ込んでおけます、横置きでもワインが漏れてくることはないでしょう。

通常のワインボトルのキャップについては、詳しく書いた記事あります。

開封ワインの味を死守!真空式ボトルキャップのメリットデメリットと選び方

安物に感じる?高級ワインにも広がるスクリューキャップのメリット

デメリット

安っぽい

見た目が安っぽいという意見はよく聞かれます。

冒頭にお話しした、ペットボトルのボジョレー・ヌーヴォーも、店頭から見た目で売りにくいという意見があがったようです。

現在では、ワインボトルの形に似せたペットボトルもありますが、やはり触ると樹脂の手触りですね。

長期保存に向かない

前にも説明した通り、残念ながらペットボトルワインは長期保存には向いていません

現在、日本のペットボトルワインのほとんどは、内側に特殊なコーティングをすることにより、気密性が高く、酸素透過率が低くなっています

従来のペットボトルよりは、品質を保持できるように作られているハイバリアペットボトルで、少なくとも1年半はガラスボトルと同じ保存性があるそうです。

このコーティングの技術は日本のメーカーが特許を持っているので、いまのところ海外のペットボトルワインには使われていないのです。

出典:キリンホールディングス株式会社

光、温度、振動を通しやすい

ペットボトルはガラスボトルに比べ透明度が高いため、光を遮断することができませんし、気密性も劣ります。

ちなみに、2001年のPETボトルリサイクル推進協議会の自主設計ガイドラインの改定に伴って、日本では全て無色透明化されました。

ワインは、光、温度、湿度、振動などに弱く、品質が変わりやすいので、他のお酒より繊細な管理が必要なのです。

これがクリアーできるなら、世界のワインがみんなペットボトルになりますよね。

こんなあなたにはペットボトルワインがおすすめ

日本のメーカーでペットボトルを採用しているのは、主に輸入したブドウ果汁を使って国内で醸造したものです。

日本で栽培したブドウを使う「日本ワイン」とは違った、もっとカジュアルなタイプのワインです。

ですから、こんなあなたにはペットボトルワインをおすすめします。

  • 早飲みタイプのワインを楽しみたい
  • カジュアルなワインをできるだけ安くたくさん飲みたい
  • シンプルで飲みやすいワインが飲みたい
  • 酸化防止剤が入ってないワイン飲みたい
  • どこでも気軽にワインが楽しみたい

日本メーカーのペットボトルワイン

サントリー 酸化防止剤無添加のおいしいワイン。

酸化防止剤無添加、ぶどう本来の味わいが「ぎゅっ」とつまった赤ワイン、香り爽やか、飲みやすいワインです。

ブドウ本来の味わいが感じられる、やや甘口の「濃い赤」、いつもの食事に、ほっとくつろぐひと時に、気軽に楽しめるワインです。

出典:Amazon com.

サッポロ うれしいワイン 酸化防止剤無添加有機酸リッチ

有機酸をリッチに含んだ酸化防止剤無添加ワインです。

酸味と甘みのバランスが良く爽やかな味わいが特長です。

出典:Amazon com.

メルシャン(キリン) おいしい酸化防止剤無添加白ワイン 厳選素材

オーストラリア産のシャルドネを使用した、本格的なコクのある味わいの酸化防止剤無添加ワインです。

みずみずしい香りと、豊かな果実味と爽やかな酸味の調和がとれた味わいです。

出典:Amazon com.

サントネージュ(アサヒ) リラ 赤 ペットボトル

ブドウ感しっかり、後味すっきりで飲みやすい、ブドウを感じるまろやかですっきりした味わいです。

出典:Amazon com.

まとめ

日本でも、すっかり普及したペットボトルワインについて解説しました。

ペットボトルワインのメリットとデメリットについて説明しました。

日本産のペットボトルワインは、酸化を防止するハイバリアペットボトルをつかっているものがあるのです。

このコーティングの技術は日本のメーカーが特許を持っているので、いまのところ海外のペットボトルワインには使われていないのです。

ペットボトルワインは、こんなあなたにおすすめです。

  • 早飲みタイプのワインを楽しみたい
  • できるだけ安くたくさん飲みたい
  • シンプルで飲みやすいワインが飲みたい
  • 酸化防止剤が入ってないワイン飲みたい
  • どこでも気軽にワインが楽しみたい

最後に、日本のペットボトルワインを紹介しました。

アウトドアでワインを楽しむときには、ペットボトルワインを試してみてください。

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

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