ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」
ワインオープナーがない!大ピンチ!
普段スクリューキャップのワインを飲んでいると、ワインオープナーの事を忘れちゃいますよね。
大丈夫です、ご自宅の身近な代用品で簡単に開けられます。
たくさんアイディアを用意しましたので、すぐに代用品を探してみてください。
代用品でワインを開けるときは、焦って力を入れすぎないでくださいね。
ワインにたくさんコルクの破片が入ったり、ワインをこぼしたりすると、それはそれで厄介なことになりますよ。
ここは慎重に、かつ大胆にトライしてください。
ワインを身近な代用品で開ける方法
ワインを開ける代用品を6種類に分けて紹介します。
お手元に何があるかは分かりませんので、簡単に開けられる順番に並べました。
①スクリューのついた道具で開ける

T字型ワインオープナーのスクリューと同様の物がついた道具をお持ちじゃありませんか?
T字型ワインオープナーとは、スクリューにハンドルがついただけの簡単なものです。
★アーミーナイフ
アーミーナイフとは多機能ナイフの事です、十徳ナイフともいいますね。
アウトドアなんかに使うかっこいいやつです。
旅行用としてお持ちなら、スクリューがついているかもしれませんよ。
★缶切り切り
★栓抜き
缶切り、栓抜き、ワインオープナーが一体になったものが一般的に販売されています。
お手元の缶切りや栓抜きをもう一度よく見て下さい、スクリューが隠れていませんか。
スクリューを引っ張り出してT字にして使います。
- コルクの中心にスクリューを当てて、ボトルを固定します
- スクリューを回転させながら、コルクの奥までねじ込んでください
- スクリューが奥まで入ったら、真上に引っ張りながら抜きます
T字型より引っ張りにくいですが、これらが見つかれば何の問題もありませんね。
②引っこ抜けるようにする方法
どの方法も、ワインオープナーやスクリューの付いた道具の様にはいかないので、コルクがある程度出てきたら、手でコルクを引き抜いてください。
ボトルを破損しないように、慎重にお試しください。
★釘+金槌+釘抜き
- コルクに金槌で釘を打ち込みます
- 釘抜きで釘をコルクと共に引き抜きます

出典:http://www.wikihow.com/Open-a-Wine-Bottle-Without-a-Corkscrew
★ネジ+ドライバー+ペンチ
- コルクにドライバーでネジをねじ込みます
- ペンチでねじをコルクと共に引き抜きます
注意事項としてはゆっくり引き抜く事、釘の場合は数本並行に打ち込むとより簡単に抜けます。
これらの方法も比較的に簡単にコルクが抜けます。
③コルクを挟み込んで抜く方法

挟み式ワインオープナー風の代用品です。
挟み式ワインオープナーとは上の画像のもので、2本の細い板を瓶の口に打ち込まれたコルクの両脇に差し込み、コルクを挟んで抜きます。
コルクを傷つけないのが特徴です。
★ワイヤーハンガー
★金串
★クリップ

出典:http://www.wikihow.com/Open-a-Wine-Bottle-Without-a-Corkscrew
- それぞれ2本用意します
- クリップとハンガーは伸ばして用意します、先端にフックを作ってください
- コルクとボトルの間に差し込みます
- クリップとワイヤーハンガーの場合は、フックを作りそれがコルクの下まで届くようにしてください
- コルクを揺さぶりながら引き上げて抜きます
ボトルの外に出ている2本を、うまくつなげて1本にして引っ張れば力が分散しなくていいでしょう。
これらの方法は、コツがつかめればうまく抜けますね。
④コルクに刺して抜く方法
ここからはかなり力技です。
力加減、回し方、揺らし方も難しそうです。
刃物を使いますので、けがをしないように気を付けてください。
★ハサミ
- ハサミの片方の刃をコルクに刺します
- ハサミのハンドルを持って回しながら抜いてください
★フォーク
★スプーン(なるべく先のとがったものを用意してください)
★ナイフ

出典:http://www.wikihow.com/Open-a-Wine-Bottle-Without-a-Corkscrew
- 先端をコルクに差し込みます
- 回しながらコルクを抜いてください
★アイスピック
★竹串
★鍵
★ドライバー
- 引っかかる部分が無いので、コルクに対して斜めに刺します
- 代用品を押し上げるイメージで引き上げて抜いてください
★ネジの付いたフック(大きめの物を用意してください)
ネジの代わりにフックを使うのですが、この場合は他の道具は必要ありません。
- フックをコルクにねじ込みます
- フックを引っ張って抜いてください
⑤空気圧を利用する方法
物理の実験みたいなコルクの抜き方を紹介します。
ボトルにダメージのかかるやり方ですので、コルクが少し上がってきたら、タオルや軍手を滑り止めに使って、手で引き抜いてください。
叩く
叩くことによってボトルの中にある空気の圧力でコルクが少しずつ出てきます。
★タオル
★靴
- ボトルの損傷を防ぐため、ボトルを靴に入れたり、タオルを巻いたりしてください
- ボトルを水平にして、ボトルの底を木や壁に軽く打ち付けます
- コルクの頭が出てきたら、手で引き抜きます
くれぐれも、強く叩きすぎないでください。
温める
ボトルの中の空気を温めて膨張させてコルクを押し出します。
★ライター
- コルクの下あたりをライターで温めます
- コルクが少し上がってきたら、手で引き抜きます
空気を入れる
ボールに空気を入れるような、先端に長い金具がついた空気入れでボトルの中に空気を入れて、空気圧でコルクを押し出します。
ボトルが破裂する可能性があるので、やりすぎ注意です。
★空気入れ
- 空気入れの金具をコルクとボトルの間に差し込み空気を入れます
- コルクが少し上がってきたら、手で引き抜きます
⑥引いてダメなら押してみる!コルクを押し込む方法
私が実際に聞いた話です。
ワイン好きの友人が、コンビニまで1時間かかる民宿に泊まりました。
ワインを持参していたのですが、生憎ワインオープナーを忘れました。
夜も遅くスタッフに声を掛けられず、仕方なく割り箸でコルクを押し込んでワインを飲んだそうです。
コルクの破片は、ワインをグラスに移してからティッシュペーパーに吸わせて取り除いたそうです。
★割り箸
- 割り箸の様に先端が面になっていて、コルクよりも面積が小さく、コルクの倍以上の長さがあるものを用意します
- ボトルを床において膝で挟んで固定してください
- 割り箸をコルクに押し付けて、押し込みます
ワインが跳ね出ますので、ふき取りやすい場所、汚れてもいい服装を選びましょう。
コルクの破片がワインに入りますので、注意して飲んでくださいね。
茶こしでこすのが一番だと思いますが、グラスに移してから割り箸で取り除いても問題ないでしょう。
前もってコルクを削って小さくしておくと、より簡単に押し込めます。
「スクリューがついた道具」を除けば、これが一番簡単な方法ではないでしょうか。
ここまで、ワインオープナーなしでワインを開ける方法を紹介してきました。
どの作業も結構大変そうだなと思ったあなたへ、コルクに悩まされることのない、スクリューキャップのワインも普及してきています。
スクリューキャップについては次の記事を参考にして下さい。
安物に感じる?高級ワインにも広がるスクリューキャップのメリット
まとめ
身近な代用品でワインを開ける方法を紹介しました。
- スクリューがついた道具
- 複数の道具を使う複合技
- コルクを挟み込んで抜く方法
- コルクに刺して抜く道具
- 空気圧を利用する方法
- どうしても抜けなければ、コルクを押し込む方法
あなたが無事にワインを開けられることを祈っています。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
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