ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」
お酒は好きだから毎日飲みたいけれど、体に悪いんじゃないかと心配になりますよね。
確かに飲み過ぎると体に悪影響を与えますが、実は適度なアルコールは体に良いとも言われています。
特にワインに含まれる成分によって、様々な健康効果が期待できるようなんです。
今回はワインがもたらす健康効果についてご紹介します。
ワインがもたらす健康効果とは!?
発酵や醸造を経て造られるワインには、ポリフェノールが豊富に含まれています。
このポリフェノールには美容効果や健康効果が期待できるのです。
実際にどんな効果があるのかを、赤ワイン、白ワインに分けてご紹介しますね。
赤ワイン
赤ワインは黒ブトウの果肉、果皮、種と全てを使って造られています。
そのため、ポリフェノールが豊富に含まれているので、次のような効果が期待できますよ。
動脈硬化を予防する
動脈硬化は、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が血液中で活性酸素によって酸化されると、血管内に蓄積します。
これが原因となって血管が硬くなり、動脈硬化を引き起こす原因の1つになるのです。
ですが、ワインに含まれるポリフェノールは、この悪玉コレステロールの酸化を防ぐと言われていて、動脈硬化の予防に効果的とされています。
脳の機能改善
ポリフェノールの一種にレスベラトロールという成分があります。
この成分は抗酸化作用があり、脳の機能改善に有効と言われていて、認知症の予防にも効果があるのではないかとの報告も出てきていますよ。
また、ブトウの果肉には学習や記憶に関わる脳神経ホルモンの働きを助ける成分である「ペプチド」という成分が含まれています。
これも認知症の予防効果があると言われている理由の1つのようです。
白ワイン
白ワインは、白ブドウを潰して果汁だけを使って造られます。
白ワインの特徴は強い抗菌作用があることと、白ワイン特有のカリウムを含んでいることです。
そんな白ワインには次のような効果が期待できますよ。
食中毒・腸内環境を整える
白ワインには強い殺菌作用があるので、食中毒に効果が期待できますよ。
また、この殺菌作用、抗菌作用は腸内環境を整えてくれる効果も期待できるようです。
血流の改善(むくみ・冷え性・高血圧)
白ワイン特有のカリウムは、塩分を排出する効果があるので、むくみ解消に効果的です。
また、血流が良くなるので、冷え性の改善や高血圧にも効果が期待できますよ。
特に冷え性で悩むことが多い女性には嬉しい効果ではないでしょうか。
このように、様々な効果があるんですね。
しかし、飲みすぎてしまっては体に負担がかかったり、悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
自分にとっての「適量」とはどれくらいなのか?
ワインがもたらす健康効果をご紹介しましたが、これはあくまでも適度な量のワインを飲んだ場合に期待できる効果です。
健康に良いなら!と好きなだけ飲んでしまっては逆効果、体にとって悪影響になります。
そこで、適度な量がどれくらいなのかを知っておいてくださいね。
適量は性別によって違う!?
1日あたりのワインの適量は、その時の健康状態などによって変わってきますが、1番の条件の違いは性別です。
女性であれば、1日に125〜150ml程度、男性であれば、1日に250mlが理想的ですよ。
お店で注文したときに出てくるグラスワイン1杯分が約125mlなので、
女性はワイングラス1杯〜1杯半くらいを目安にするといいということですね。
男女で差があるのは、男性に比べて女性の方が小柄なので、肝臓も小さく、体内の血液の量が少ないので、
アルコールを摂取すると、血中のアルコール濃度が高くなりやすいからです。
また、男女で胃の酵素の濃度にも違いがあるため、女性の方がアルコールを早く吸収してしまいます。
このことから、男女でワインを飲むときに気をつけたい適量に違いがあるんですね。
これからワインを飲むときには、自分に合った適量を意識してワインを楽しむようにしてみてください。
ワインと一緒に食べることで、健康効果が得られるオススメの食べ物
ワインには、様々な健康効果があることが分かりました。
次に、ワインと一緒に食べることで効果が得られる食べ物もご紹介します。
チーズ
ワインとチーズの組み合わせはよくある組み合わせです。
自然と一緒に食べている場合もあるのではないでしょうか。
そんなチーズもワインと同じ発酵食品ですよね。
そのため、ワインと一緒に食べるとダブルの発酵効果でお腹の調子を良くする効果が得られますよ。
他にも、チーズにはアルツハイマー型の認知症以外のケースに限り、認知力を強化する働きがあるんです。
赤ワインにはアルツハイマー型の認知症に対しての効果があるので、
チーズと赤ワインを一緒に食べることで、幅広い認知能力の改善や、アルツハイマー型認知症の改善が期待でますよ。
ただし、食べ過ぎには注意が必要です。
1日に食べてもいいとされているチーズの適量は、約60gと言われていますよ。
オリーブ
オリーブには、ビタミンEやオレイン酸という成分を多く含んでいます。
オレイン酸はコレステロールを下げてくれる成分でもあるので、ワインと一緒に食べると効果的ですよ。
一緒に食べる場合、オリーブの酢漬けや、ピザのトッピングとして食べる方法もありますし、
オリーブオイルを使った料理でも効果が得られます。
ただし、体に良いからと言ってたくさん食べ過ぎてはいけません。
オリーブオイルは1日に約23g(大さじ2杯程度)に抑えておきましょう。
生ハム
生ハムもワインと一緒に食べると美味しいですよね。
生ハムにはビタミンB1が豊富に含まれています。
このビタミンB1は、疲労回復や体のだるさを改善してくれる効果があるのです。
また、アルコールを体内で分解するときにはビタミンB1が必要になります。
そのため、ビタミンB1を豊富に含んでいる生ハムを、ワインと一緒に食べることが理想的です。
もし、生ハムが苦手な場合は生ハムの原料でもある豚肉を使った料理を摂るようにするといいですよ。
ただし、生ハムには塩分も多く含まれるので、1日に食べる量は100g程度にしておきましょう。
ワインに限らず、アルコールとの飲み合わせに注意が必要な食べ物とは!?
ワインを飲むときや、ワイン以外にもアルコールを口にするときに、飲み合わせを注意しないと危険な食べ物があるのを知っていますか?
知らずに口にしていると、健康効果どころか、体に悪影響を及ぼす可能性がありますよ。
スイカ・バナナ
夏場によく食べられるスイカは、BBQなどの夏のイベントでお酒と一緒に食べる機会があるかと思います。
しかし、スイカにはお酒と同じ利尿作用があるので、この2つを同時に口にしてしまうと、脱水症状になりやすくなるのです。
最悪の場合、利尿作用によって体内の水分が排出され、アルコール中毒になることもあるので怖いですよね。
バナナもスイカ同様に利尿作用があるので注意が必要です。
スイカやバナナと一緒に、お酒を同時に口にする場合は、他の飲み物でしっかり水分補給をするようにしましょう。
唐辛子などの辛い食べ物
辛い食べ物とお酒って一緒に食べると美味しいですよね。
私も昔はよく飲み会の後にラーメンを食べに行き、激辛ラーメンを食べたりしていましたが、実はこの組み合わせも危険なんです。
なぜなら、どちらも血行を促進させる効果があるので、血の流れが良くなりすぎることで蕁麻疹(じんましん)や湿疹を引き起こしてしまう可能性があります。
特に普段から蕁麻疹が出たり、皮膚疾患のある場合には注意が必要ですよ。
揚げ物
揚げ物はワインやビールとの味の相性が抜群ですよね。
お酒の席で唐揚げはよく見るメニューの1つではないでしょうか。
しかし、揚げ物とお酒の組み合わせは体に脂肪がつきやすくなる組み合わせとしても相性抜群なんです。
揚げ物だけでも太りやすいのですが、それに加えてアルコールは、
脂肪の吸収を助ける「VLDL(超低密度リポたんぱく質)」という物質を発生させるので、さらに太りやすさを増してしまうんですね。
ダイエット中であったり、脂肪を気にしているのであればこの組み合わせは避ける方が良さそうです。
ナッツ類
ワインとの味の相性も良く、よく食べられるナッツは、基本的には体に良い成分が含まれていて、
中でもアーモンドに多く含まれるビタミンEは、肝機能の働きをサポートしてくれます。
また、食物繊維も豊富で糖質や脂質の吸収も抑えてくれるので嬉しいのですが、
食べ過ぎてしまうと、ナッツ自体のカロリーが少し高めなので、太ってしまう危険があります。
美味しいからと食べすぎないように気をつけましょう。
ただし、ナッツの中でもくるみは血圧を上げる作用があるので、お酒と一緒に食べるのは避ける方がいいですよ。
まとめ
お酒のせいで体を壊してしまった…なんてことにならないように、
自分に合ったワイン適量や、危険な飲み合わせを知っておくと安心です。
美味しいワインを飲みながら、健康にも効果があるなんて、こんなにありがたいことはありません。
これで罪悪感を感じることなく、ワインを飲むことができるのではないでしょうか。
あなたも健康のために毎日1杯のワインを飲むのもいいかもしれませんね。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
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