ワインの種類や銘柄

安くて美味しいワインを選ぶならここを見る!選び方とオススメランキング

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選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介

安くて美味しいワイン、探すのはなかなか難しいですね。

値段は見れば分かるとはいえ、美味しいワインはどう探せばいいか、分からないかもしれません。

そこで今回は、安くて美味しいワインの探し方、

そしてオススメの赤ワイン・白ワイン・スパークリングワインを、ランキング形式で紹介したいと思います。

安くて美味しいワインはどこを見て選ぶ?

安くて美味しいワインは、価格以外では、どこを見て選べばいいでしょうか?

実はワインの味は、原料であるブドウによって大きく変わるので、ブドウの品種と、どの産地でワインが造られたかを選ぶことが重要になります。

ただスパークリングワインだけは少し違って、ワインが造られる製法を参考にして選ぶといいと思います。

どういうことかを、以下で詳しく説明していきますね。

まずはワインが造られる産地で選ぶ

まずオススメしたいのは、ワインが造られる産地で選ぶことです。

イタリア、スペイン、チリ、アルゼンチン、オーストラリア辺りを選ぶといいでしょう。

理由は、これらの産地は、ブドウを栽培するのに理想的な条件が揃っていること、

そしてコストパフォーマンスに優れたワインが、元々大量に造られているからです。

ちなみに、ブドウが栽培される場所の気候は、一般的に以下の4点を満たした場所が理想的と言われています。

・雨はなるべく少ない方がいい

・太陽の当たる時間が長いほどいい

・一日の寒暖差が大きいほどいい

・急な嵐や雪・台風・雹に遭うことが少ない

ちなみに紹介した産地の中で、チリ、アルゼンチン、オーストラリアは、比較的ワイン造りの歴史が新しい産地として

「ニューワールド」と呼ばれています。

ニューワールドのワインは魅力的なものが多くありますので、詳しく紹介した以前の記事を参考にしてみて下さい。

ニューワールドのワインって何?嬉しい特徴と魅力やおすすめを紹介

ワインの産地はどこを見る?

ワインが造られる産地は、ワインボトルの背中に貼ってあるラベルを見れば、書いてあることがありますが、

最近は、ワインの品揃えが豊富なスーパーマーケットなら、POPにワインの産地やブドウ品種が書いてあることも多いですよ。

ワインラベルやPOPに、QRコードがついているものもあり、読み込めばワインの詳しい情報がすぐ調べられるといったものもあります。

赤・白ワインはブドウ品種で選ぶ

次にオススメの方法は、ワインをブドウ品種で選ぶことです。

ワインの味はブドウ品種によって大きく左右されます。

もしあなたが好きなブドウ品種があれば、そのワインを選ぶのが最もオススメですが、もしそれが特になければ、

私がオススメしたいブドウ品種は、赤ワインなら「カベルネ・ソーヴィニヨン」、白ワインなら「シャルドネ」です。

まずはこれらのブドウ品種から造られているワインを選ぶと、あなたが美味しいと思うワインに当たるかもしれませんよ。

どちらのブドウ品種も、世界の様々なワイン産地で栽培され、とても人気が高いです。

まずカベルネ・ソーヴィニヨンからできる赤ワインは、力強く濃厚な味わいに仕上がりやすいという特徴があること、

そしてどのワイン産地で栽培されても、ブドウ品種の特徴が表れやすいので、味わいの差が少ないです。

そしてシャルドネからできる白ワインの場合も、世界中の様々なワイン産地で栽培され、

特徴として表れるフルーツの風味が豊かで芳醇な味わいが、人気の秘密です。

ブドウ品種はどこを見る?

ブドウ品種はワインのどこを見ればいいのか分からない、という方は

お店のPOPや説明文、またワインボトルのバックラベルを見てみてください。

それらのどこかに、ブドウ品種が書いてあることが多いです。

もし書いていないようなら、ワインの表ラベルを見てみましょう。

赤ワインなら「Cabernet Sauvignon」、白ワインなら「Chardonnay」と書いてあるものを選べば、

間違いなくカベルネソーヴィニヨン、またはシャルドネで造られたワインです。

ちなみに、他にもいろいろあるワインのブドウ品種については、以前の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみて下さい。

ワインの味を左右するぶどう9品種の特徴を見てわかる味チャートとともに解説

世界で栽培するワイン用ぶどう58品種、主な産地と特徴を一覧で紹介

スパークリングワインは種類で選ぶ

では、スパークリングワインはどうでしょうか?

一番簡単なのは、スパークリングワインは種類で覚えることです。

スペインの「カヴァ」またはイタリアの「スプマンテ」を探してみると、いいと思います。

なぜかというと、スパークリングワインももちろんワインの原料であるブドウが一番大事ですが、

それと同じくらい重要なのが、ワインが造られる製法です。

スパークリングワインの一番の魅力と言えば、あのシュワシュワとした泡立ちですが、

ワインの製法の違いによって、泡のきめ細かさや泡の強さが違ってきます。

まず、スパークリングワインの製法はいくつかあるのですが、主に以下の通りです。

・シャンパーニュ方式(トラディショナル方式)

・シャルマ方式

・その他の方式(トランスファー方式、リュラル方式、炭酸ガス注入方式)

もしスパークリングワインで、あの泡立ちをより楽しみたいのであれば、一番泡立ちが強いシャンパーニュ方式を選ぶのが最もおススメです。

この方式で造られる安くて美味しいスパークリングワインと言えば、スペインで造られる「カヴァ」が最も有名です。

もしカヴァが見つからないようなら、イタリアのスパークリングワインである「スプマンテ」を選びましょう。

スプマンテは、シャルマ方式で造られる代表的なスパークリングワインで、泡立ちの強さはシャンパーニュ方式に多少劣りますが、

製造コストの安さと生産効率のよさの点でメリットがあり、コストパフォーマンスの高いスプマンテは色々と見つけることができます。

ちなみにスパークリングワインの詳しい製法については、以前の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみて下さい。

スパークリングワインはなぜシュワシュワする?製造法とおいしく飲むポイント

スパークリングワインの種類はどこを見る?

カヴァもスプマンテも、ワインボトルやPOPの表記を見て探せば、見つけることができます。

カヴァは、スパークリングワインの中で「カヴァ」もしくは「CAVA」を探してみてください。

スプマンテも同様で、「スプマンテ」もしくは「SPUMANTE」を探せば、見つけることができます。

安くて美味しいオススメワイン9選

ここからは、私がオススメしたいワインをランキング形式で紹介したいと思います。

世界に目を向けると、安くて美味しいワインは本当にたくさんあるので、

オススメしたいワインの中に、今回記事では紹介していないブドウ品種や産地のものも書かせて頂きました。

品種や産地だけに拘らず色々と試してみて、あなたのお気に入りが見つかるといいですね。

白ワイン 1位〜3位

まずは白ワインから見ていきましょう。

見出しにワイン名と合わせて、生産地と味わいも記載しました。

1位:マドンナ・リープフラウミルヒ(ドイツ・やや甘口)

(出典:Amazon)

日本でもロングセラーとして人気が高い、ドイツのほんのり甘口の口当たりがいい白ワインです。

ブドウ品種は、ドイツの地ブドウであるミュラー・トゥルガウ、ケルナー、シルヴァーナー、リースリングを使っています。

ただ甘いだけでなく、酸味とコクもあり料理と合わせて楽しめるワインです。

サラダや軽い魚介料理と相性がよく、和食やエスニック料理などにも絶妙に合います。

またよく冷やして飲むことで、爽やかさが増してより美味しく感じるので、冷蔵庫などでよく冷やしてから飲んでみてください。

ちなみに、マドンナのワインについて、詳しくは以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

1000円台から楽しめる白ワイン「マドンナ」日本で50年以上愛された味

2位:コノスル・ビシクレタ・ゲヴュルツトラミネール(チリ・辛口)

(出典:Amazon)

チリで造られるワインは、安くて美味しいものが本当に多いので、絞って紹介するのが難しいのですが、

チリワインブームの火付け役の一つであるブランド「コノスル」は、知っておいて損はありません。

コノスルでいくつかのシリーズがあるのですが、この自転車のラベルが描かれた「ビシクレタ」シリーズが最もお手軽でよく知られています。

このシリーズだけで様々なブドウ品種からワインを造っており、

その中には先ほど紹介したブドウ品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネで造られたワインもあります。

今回私がオススメしたのは、ゲヴュルツトラミネールという長い名前のブドウ品種を使った辛口白ワインです。

ゲヴュルツトラミネールとは高級ブドウ品種の一つで、

このブドウからうまく造られた白ワインは、バラやライチのような華やかなでエキゾチックな香りと味わいがあります。

反面、うまく造るのが難しいブドウ品種なので、普通はお手軽ワインには使われない品種なのですが、

このワインに限ってはバランスもよく取れた、コストパフォーマンスの高いワインに仕上がっています。

3位:イエローテイル・シャルドネ(オーストラリア・辛口)

(出典:Amazon)

イエローテイルは「日本で売上No.1オーストラリアワイン」という触れ込みのワインブランドで、

ワラビーの絵が描かれたラベルは、スーパーや居酒屋などでも目にすることがあるかもしれません。

イエローテイルの味の特徴は、なんといってもブドウ本来の味わいがシンプルに楽しめる、風味豊かな味わいです。

このシャルドネは、バニラやココナッツを想わせる香り、シトラスやトロピカルフルーツのような爽やかでフルーティーな味わいです。

シャルドネが持つ芳醇なフルーツのような風味を楽しむには、うってつけの辛口白ワインです。

ちなみに、シャルドネから造られる白ワインは色々ありますが、このブドウ品種から造られる有名なワインに「シャブリ」があります。

シャブリは和食にも合わせやすく、知っておいた方がいいワインの一つなので、以下の詳しく紹介した記事を参考にしてみてください。

「シャブリワイン」が和食に合うと日本で人気!?種類ごとの特徴やおすすめシャブリを紹介

赤ワイン 1位〜3位

次に赤ワインを見ていきましょう。

見出しにワイン名と合わせて、生産地とワインのボディも記載しました。

1位:カンポ・アリーバ(スペイン・中重口)

(出典:Amazon)

スペインの特に赤ワインは、熟したブドウの風味がしっかり感じられることが多く、

あまり名の知られていないワインでも、安くて美味しいワインが数多くあるので、オススメです。

その中でも、安くて美味しいと評判の高いワインが、このカンポ・アリーバです。

元々は、世界中のワインを100点満点で評価したパーカーポイントで高得点をつけられたことで注目され、

日本でも多くのお店などで販売され、瞬く間に多数のリピーターを獲得したワインです。

低価格でコクがありながら、渋みが少ないワインで、

生ハムやチーズなどのシンプルなおつまみから、しっかりした肉料理まで、幅広い家庭料理に合わせることができます。

2位:カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ・重口)

(出典:Amazon)

「悪魔の蔵」の逸話を持つ、上品な香りとスムーズなタンニン分が心地よいフルボディの赤ワインです。

リーズナブルで高品質と言われるチリワインの中でも、丁寧に造られたプレミアムワインです。

完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンが持つ、豊かな果実味とコクを味わうことができる、上品さとバランスを備えた満足度の高い1本です。

ちなみに、カッシェロ・デル・ディアブロのワインについて詳しくは、以前の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

悪魔の蔵で生まれたワイン?!「ディアブロ」が根強い人気の理由は?

3位:ボデガ・ノートン・コレクシオン・マルベック(アルゼンチン・中重口)

(出典:Amazon)

造り手のノートン社は、クリスタルガラスで有名なスワロフスキー社が所有するアルゼンチンのワイナリーで、

アルゼンチンの中でもさらにクオリティの高いワインを手がけています。

このワインにはマルベックという、アルゼンチンで素晴らしく品質の高い赤ワインを生み出す品種が使われています。

熟したプラムやブラックベリー、ストロベリーやカシスなどの凝縮した香り。

フレッシュな果実味と、若々しいタンニンとのバランスがよく、 生き生きとした味わいが印象的です。

しっかりとした凝縮感があり、ステーキなどのシンプルな肉料理にもよく合います。

スパークリングワイン 1位〜3位

最後に、スパークリングワインを見ていきましょう。

見出しにワイン名と合わせて、生産地と味わいも記載しました。

1位:ヌヴィアナ・カヴァ(スペイン・辛口)

(出典:Amazon)

スペイン国内でもカヴァの売上No.1を誇るコドーニュという会社が手がける、お手軽なスパークリングワインです。

カヴァはシャンパーニュ方式という、いわゆるシャンパーニュと同じ造り方をしていて、

繊細な泡立ちと豊かなアロマを持つワインに仕上がっています。

酸味、フルーツの風味など、全体の味わいのバランスがよく、フレッシュ感で心地よい辛口スパークリングワインです。

リンゴ、洋ナシ、レモン、トロピカルフルーツなどのアロマ、かすかなトーストやナッツを想わせるニュアンスもあります。

2位:ガンチア・ブリュット・スプマンテ(イタリア)

(出典:Amazon)

造り手のガンチア社は、1865年にイタリアで初めてスプマンテを造ったと言われており、

現在に至るまで、安くて美味しいスプマンテをたくさん造り続けています。

日本でもワイン専門家に高く評価されるなど、安くて美味しいスプマンテとして、その名をよく知られています。

キメの細かい泡立ちと、フレッシュなフルーツの香り、デリケートでフルーティーな味わいの辛口です。

よく冷やして、そのスッキリした味わいを存分に楽しみたいですね。

3位:アルパカ スパークリング・ブリュット(チリ・辛口)

(出典:Amazon)

このワインのブランドである「アルパカ」は、安くて美味しいワインの代名詞として、少し前に大ブームを巻き起こしました。

アルパカのワインの大成功で、先に紹介したイエローテイルのワラビーなど「動物が描かれたワインは安くて美味しい」というイメージが広がり、

いろいろなワイン生産者が動物をモチーフにしたラベルのワインを発売したことで、「動物ラベルワインブーム」が起きたほどです。

それほど人気の高いチリワインブランド「アルパカ」は、赤ワインや白ワインのイメージが強いですが、

スパークリングワインも用意されており、こちらもコストパフォーマンスの高い一本に仕上がっています。

スッキリした味わいとふくよかさが感じられるスパークリングワインで、爽やかでキレのある清涼感とフルーツのようなかすかな甘さが特徴です。

まとめ

今回は、安くて美味しいワインの選び方と、私のオススメワインについて紹介させて頂きました。

安くて美味しいワインは、価格以外では、まずワインの産地で決めてみてはいかがでしょうか。

イタリア、スペイン、チリ、アルゼンチン、オーストラリア辺りから選んでみることをオススメします。

次に、ブドウの品種で決めてみるといいかもしれません。

特にあなたがお気に入りのブドウ品種がなければ、赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインならシャルドネを選ぶといいと思います。

スパークリングワインの場合は、種類で選ぶといいですね。

シャンパーニュ方式で造られるスペインのカヴァや、シャルマ方式で造られるイタリアのスプマンテなどはオススメですよ。

安くて美味しいワインは、ここで紹介しきれないほどたくさんあり、

ワインショップだけでなく、最近はワインに力を入れているスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも見つけることができます。

安くて美味しいワイン、あなたのお気に入りをぜひ探してみてはいかがでしょうか。

ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。

選び方や注意点について記事書いてます
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