ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」

ワインを飲みながらゆっくり食事を楽しんでいるひととき。
だったはずなのに、テーブルに出しっぱなしのワインがぬるくなってしまい、冷やしなおすはめに!
当たり前ですが、せっかく冷やしたワインも常温で置いていたら温度が上がって本来の美味しさが失われてしまいます。
でもグラスにワインを注ぐたびに冷蔵庫とテーブルを往復するのは面倒。
そのモヤモヤ、ワインクーラーが解決があれば一発で解決です!
この記事では、ワインクーラーを使うメリットをお伝えしたうえで、
驚きの機能性を備えた最新ワインクーラーをご紹介して参ります。
読み終えたあなたがもっと便利・快適にワインを楽しんでくれたら幸いです。
ワインクーラーとは
ボトルクーラー、シャンパンクーラーといった呼び方をすることもあります。
ワインにはその種類によってそれぞれ「美味しく飲める温度」があります。
ワインクーラーを使うことで飲む直前に飲み頃の温度までワインを冷やすことができます。
ワインクーラーを使うメリット
ワインは種類によって飲み頃の温度が違う

前述したとおり、ワインは種類によって飲み頃の温度が違います。
それぞれの適温は以下のとおりです。
- スパークリング 5~8℃
- 甘口の白ワイン 5~8℃
- 辛口の白ワイン 7~14℃
- ライトボディの赤ワイン 10~12℃
- ミディアムボディの赤ワイン 13~16℃
- フルボディの赤ワイン 16~18℃
ワインセラーの設定温度は「美味しく飲める温度」ではない

ワインセラーの温度は15℃前後で設定されることが多いです。
これはワインを長期で保存するのに適した温度に合わせているためです。
しかし、この温度では上記適温の表
①~③のスパークリングや白ワインになどにとっては飲み頃の温度よりもかなり高い温度なので、
本来の美味しさを発揮できません。
ワインは「飲むのに適した温度」と「保管に適した温度」が違うお酒なのです。
そのため、飲む直前にワインをもっと冷やしてあげる必要があるんですね。
素早く「飲み頃温度」まで冷やしてくれる
ワインクーラーがあれば、スピーディにワインを飲み頃温度に冷やすことができます。
上の画像は飲料メーカーのサントリー社が行ったテストで、
スパークリングワインのボトルを
- 冷蔵庫で保管した場合
- 氷水に入れた場合
25℃の常温から飲み頃温度の5℃になるまでの時間をグラフにしたものです。
氷水の場合は30分で5℃まで温度が下がったのに対し、冷蔵庫では180分=3時間を要していることがわかります。
例えばあなたが夕方にリカーショップで「今日のディナーで飲もう」と購入したワイン。
冷蔵庫に入れていては夕食に間に合わないかもしれません。
冷凍庫で冷やすという選択肢もありますが、取り出す時間を間違えると液体が凍ってしまうばかりか、
瓶が割れてしまう恐れもありますので、あまりおすすめできません。
缶ビールなども缶が破裂してしまうことがありますので、同様に注意が必要です。
見た目の雰囲気も大事
「氷水で冷やせれば、なんでもよくない?」と思われるかもしれません。
しかし、ワインを飲むときは雰囲気づくりも大切です。
そもそもワインを飲むという行為が「食事の時間を彩るため」「素敵な時間を過ごすため」ではないでしょうか。
テーブルの足元にポリバケツを置いてワインを冷やすとこんな感じです。
いかがでしょうか。
やはり見た目や雰囲気にもこだわってワインを冷やしたいものですね。
用途別!最新機能のおすすめワインクーラー

ワインクーラーの有用性をお伝えしたところで、おすすめのワインクーラーをご紹介したいと思います。
ワインクーラーと言えば、上の写真のような「金属製の容器に氷と水を入れて使う」
というものをイメージする人が多いのではないでしょうか。
実はワインクーラーの購入を検討する人は、「氷をたくさん用意するのが大変」と感じる人が多いです。
そもそも小型の冷蔵庫だと、一度にそんなに多くの氷を作れない場合もあります。
でも安心してください。
最近では多様な機能のワインクーラーが販売されており
- 氷を使わないクーラー
- 持ち運びができるクーラー
- 電動クーラー
など様々なクーラーがあります。
あなたに最適なクーラーはどれでしょうか。
氷を使わないタイプのクーラー

商品名:vacu vin ワインクーラー
価格 :3,000円~
氷を使わないタイプは、「氷が不要」な上、「ボトルが濡れない=テーブルが濡れない」というメリットもあります。
こちらは容器の内側にボトルを覆うような形状の保冷剤を入れて、ワインを冷やすタイプのクーラーです。
クーラーに差し込んだ飲料の温度を5分で10℃下げ、以降1~2時間冷たさを維持します。
氷を使わないクーラーは保冷タイプ(元の温度を維持する=温度を下げる訳ではない)
の商品が多いですが、こちらは十分な「冷却」性能を備えています。
持ち運びに便利なタイプ

商品名:ル・クルーゼ アイスクーラースリーブ
価格 :2,600円~
ボトルに被せるだけでワインの温度をキープしてくれるカバータイプのクーラーです。
生地の内側に保冷剤が入っており、使わないときはそのまま冷凍庫に入れておけばOK。
持ち運びにも大変便利な上、カラーバリエーションも豊富でインテリアとも合わせやすく、
自宅・アウトドアともに活躍が期待できます。
電動タイプのクーラー
商品名:COCO LINE ワインクーラー
価格 :9,000円~
6~23℃の中で赤ワイン、白ワイン、スパークリング、それぞれの最適温度を設定して飲むことができる電動ワインクーラーです。
設定した温度に達すると、LEDランプが点滅して飲み頃になったことを教えてくれます。
ワインだけではなく、ビールや日本酒のボトルにも使えます。
定番の型!氷を入れるバケツタイプなら1,000円程度から
商品名:ニトリ ワインクーラー(WLF)
価格 :1,047円~
もちろんスタンダードに氷水を入れて使うタイプもワインクーラーらしい雰囲気があっていいですよね。
上の写真のクーラーは金属製のクーラーの中でも結露が出にくいステンレス製二重構造ですが、
木製、アクリル製、ガラス製などいろんな種類がありますよ!
「ワインクーラー」はカクテルの名前でもある

実は「ワインクーラー」はワインを使ったカクテルの名前でもあります。
細かな作り方はお店によって違いますが、大まかには
ワインをオレンジジュースで割るカクテルです。
※1 ワイン2:ジュース1が平均的な割合のようです。
※2 ワインは赤、白どちらでもOKです。
個人的にはアルコール度数も近いですし、サングリアを飲んでいる感覚に近いと思います。
よかったら一度お試しください。
まとめ
- ワインクーラーはワインを冷やす容器の名前
- カクテルの名前でもある
- ワインは種類ごとに飲み頃の温度が違う
- ワインセラーの温度は白ワインやスパークリングにとっては飲み頃ではない
- ワインクーラーは冷蔵庫よりも断然早くワインを冷やしてくれる
- 常温で買ったシャンパンも30分で飲み頃に
- おすすめの最新ワインクーラー
ワインクーラーは楽しく、美味しく、快適にワインを楽しむ上で非常に心強いアイテムです。
価格の幅も広く、機能やデザインも多様で予算とこだわりに応じた選択もできます。
今までワインの温度管理に煩わしさを感じたことがあれば、ぜひ利用を検討してみてください。
これからも素敵なワインライフをお過ごしくださいね。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」