ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」

レストランで飲むとワインが美味しいのに、家だとあまりワインが美味しくなくてガッカリした経験はありませんか?
ワインセラーがあれば、家でもワインは美味しく飲めます。
「でもワインセラーは値段高いし、そもそも置く場所がない。」というあなたには、小型ワインセラーをおすすめします。
価格もお手頃で、サイズも小さく置き場所に困りませんよ。
今回は、そんな小型ワインセラーについてご紹介いたします。
小型ワインセラーってどんなもの?
小型ワインセラーは、ワインを保管するために使う専用の貯蔵庫です。
小型ワインセラーにも、サイズ・用途によって幅広いラインナップがあり、価格も様々です。
普段からワインを飲むあなたには、6本くらいを目安に最大8本まで収納できるタイプをおすすめします。
このタイプの小型ワインセラーは、家庭用として人気が高く、バリエーションが豊富にあります。
安いものでしたら、20,000円以内で手に入ります。
小型ワインセラーの大きさは、平均すると幅25cm、奥行き50cm、高さ45cmくらいで、
リビング家具の間やキッチン周りのスペースに、ワインセラーが置けるのも人気の理由のようです。
隙間スペースをうまく活用すれば、部屋にワインセラーを置いても邪魔になりにくいですね。
冷蔵庫より小型ワインセラーをおすすめする2つの理由
「わざわざ小型のワインセラーを準備しなくても、ワインは冷蔵庫で保管しているから別に必要ない。」という方もいらっしゃると思います。
確かにすぐ飲むワインは、冷蔵庫に保管しても何の問題もありません。
ただ、もし「ワインをもっと気軽に美味しく飲みたい」という思いがあれば、あなたにぜひ小型ワインセラーをおすすめします。
なぜでしょうか?その理由をご紹介いたします。
いつでも美味しい温度でワインが飲める
ワインを美味しく飲むために、意外に見落とされてる大事なことがあります。
ワインを適温で飲むことです。
例えばサービスの行き届いたレストランでは、ワインの提供温度には特に気を配っています。
スタッフがスパークリングワインを注ぐ時、氷がたっぷり入ったワインクーラーから取り出しているのを見たことはありませんか?
あれは、お客様にスパークリングワインを美味しく飲んでもらうため、よく冷やして温度を調節しているのです。
そのくらいワインを美味しく飲むためには、適温が大事になります。
ここでワインの適温について触れておきます。
実はワインの適温は、種類によって以下のように違います。
スパークリング:6~8℃
白:10℃前後
赤(ライトボディ):12~14℃
赤(フルボディ):16~20℃
スパークリングワインはよく冷やすと、フレッシュで爽快感が出たキレのある味わいになります。
一方、白ワインはフレッシュさがとフルーツの風味が大事なので、少しだけ温度が高い方がいいでしょう。
冷え過ぎたワインは、複雑な香りやフルーツの味わいがあまり感じ取れなくなるからです。
そして赤ワインは、コクと複雑な香りや味わいを楽しむために高めの温度がおすすめですが、それでも20℃以下がいいでしょう。
温度が高過ぎるワインは、全体的に味がボヤけたように感じるからです。
よく「赤ワインは常温」と言われますが、それは昔の涼しい時代のフランスでのお話です。
赤ワインも少し冷やすことを意識すると、味わいがシャープになるので美味しく感じられます。
では冷蔵庫での保管はどうかというと、冷蔵庫の温度は一般的に2~5℃に設定されており、ワインは冷え過ぎてしまいます。
特に冷え過ぎた赤ワインは渋みと酸味も目立つので、美味しいと思わないでしょう。
なので、すぐに飲むワインの保管は、適温に設定した小型ワインセラーに入れておく方が、断然美味しく飲めます。
ちなみに、ライトボディとフルボディでは、適温が少し違うことも頭に入れておくといいですよ。
「ボディって何?」という方は、以下に詳しく紹介してますので、参考になさってみてください。
「フルボディ」って何?ワインのラベルにある「ボディ」の意味とは?
好きな場所でワインが飲める
話を小型ワインセラーに戻しましょう。
小型ワインセラーにワインを保管しておけば、あなたの好きな場所で美味しいワインが飲めますよ。
例えば、家のリビングソファでゆったりしている時にワインを飲みたくなった、と想像してみてください。
冷蔵庫にワインを保管している場合は、ソファから立ち上がり、キッチンまでワインを取りに行かなければなりません。
もしソファの近くにワインセラーが置いてあれば、わざわざ取りに行かなくても美味しいワインを飲めます。
先ほどご紹介した通り、小型ワインセラーは部屋の隙間スペースを活用できますので、
ソファの近くに邪魔にならない空間があれば、そこに小型ワインセラーを置いて、ワインを保管できます。
小型ワインセラーの選び方
ここで、あなたにおすすめの小型ワインセラーの選び方をご紹介します。
冷却方式はペルチェ式を
大型のものも含めて、ワインセラーには3種類の冷却方式があります。
冷却方式については以下にご紹介しますが、あなたにはペルシェ式の小型ワインセラーがおすすめです。
一番の理由は、価格が最もお手頃だからです。
またサイズもコンパクトで音も静かなので、生活空間の中に置いても邪魔にならないでしょう。
デメリットは電気代ですが、小型ワインセラーの場合は使用電力がそもそも少ないので、ほとんど気にならないと思います。
何より小型ワインセラーのほとんどにはペルチェ式が採用されていることと、その人気が高いのも、おすすめの理由です。
ペルチェ式
電気で冷やす方式です。
この方式のワインセラーはお手頃な価格で、音が静かというメリットがあります。
ただ冷やす力が弱いことと、他の方式より消費電力が高いというデメリットもあります。
高級ワインの保管やワインの長期熟成にはおすすめできないタイプです。
コンプレッサー式
冷蔵庫のように冷媒を使って冷やす方式です。
消費電力が低く、冷やす力が強いのがメリットです。
音が少しだけ大きいことと、他の方式よりも少し価格が高くなるのがデメリットです。
アンモニア式(熱吸収式)
冷媒にアンモニアを使用し、その気化熱で冷やす方式です。
音が静かで冷却能力もそこそこ高いのがメリットです。
ただ、他の方式よりも種類が少ないというデメリットがあります。
ちなみにコンプレッサー式やアンモニア式のワインセラーは、ワインを長期保管させたい方に最適です。
今回は触れませんが、ワインを長期保管する時は、ワインセラー以外にもいくつか注意点があります。
よろしければ、以下も参考になさってみてください。
セラーは絶対必要!?ワインを長期保存する注意点とおすすめ保管場所
おすすめの小型ワインセラー
あなたにおすすめの小型ワインセラーを紹介いたします。
カッコ内がメーカー名、その後のアルファベットと数字表記が型名です。
【アイリスオーヤマ】IWC-P081A-B

最大収納本数:8本
設定温度:8〜18℃
外寸サイズ:幅252mm × 奥行き500mm × 高さ450mm
メーカーサイト販売価格(税抜):13,080円
スタンダードな小型ワインセラーです。
学校で使うノート4冊分の面積と60cm弱の高さスペースがあれば、小型ワインセラーが置けます。
適温に設定して、あらかじめワインを入れておけば、数時間後には美味しくワインが飲めます。
音や振動が少ないので、生活空間においてもあまり気になりませんよ。
【プラスキュー】BWC-008P

最大収納本数:8本
設定温度:4〜22℃
外寸サイズ:約幅270mm × 奥行き525mm × 高さ450mm
amazon販売価格(税込):12,980円
この小型ワインセラーもペルシェ式なので、生活空間に置いても音や振動があまり気になりません。
ワインを置く棚が木製で、セラーの見た目に高級感があります。
ダイニングテーブルや棚の上に置いて、見せる収納にしてもいいですね。
【デバイスタイル】CE-8W-W ホワイト

最大収納本数:8本
設定温度:4〜22℃
外寸サイズ:幅264mm × 奥行き570mm × 高さ452mm(※突起物除く)
メーカーサイト販売価格(税込):23,100円
この小型ワインセラーもペルチェ式なので、音や振動はほとんどありません。
ホワイトの色合いが印象的なワインセラーで、部屋を上品に演出してくれます。
前面を木製のワイン棚、木目調のドアハンドルに仕立てられて、見た目にもおしゃれです。
【デバイスタイル】CF-P7

最大収納本数:7本
設定温度:9〜18℃
外寸サイズ:幅150mm × 奥行き530mm × 高さ832mm
メーカーサイト販売価格(税込):34,800円
幅150mmのスリムなデザインが特徴的なワインセラーです。
リビングやダイニングなど、部屋のわずかな隙間を利用してワインセラーを置けます。
ドア部分はミラーガラスになっており、見た目もスタイリッシュです。
まとめ
最後にまとめです。
小型のワインセラーを活用すれば、あなたのそばにある隙間スペースを利用してワインを保管できます。
6本くらい収納できるペルチェ方式の小型ワインセラーは、お求めになりやすい価格で手に入ります。
ワインセラーでワインを適温で保管できれば、家でもワインを美味しく飲めます。
ワインは例えお手頃価格のものでも、一工夫するだけで美味しく飲めるようになります。
まずは適温でワインを飲むことを心がけて、小型のワインセラーを準備されてはいかがでしょうか。
ワインを定期的に届けてくれるサブスクサービスは、店によって全然特徴が違います。
選び方や注意点について記事書いてます
→「お店によって特徴が全然違う!?定期的にワインが届くサブスクを紹介」